あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

あすかは愛称兼略称

日本の宇宙科学研究所の人工衛星はそれぞれ愛称が付いています。もちろんもっともらしい由来もついています。 しかし「あすか」は別名のAdvanced Satellite for Cosmology and Astrophysicsの頭文字からきている略称です。むしろあすかと名付けるための別名…

アズーリシステムなら高校野球のほとんどが白vs白

イタリアのスポーツ代表のユニフォームはほとんどの競技で青なので、代表チームの事をイタリア語で青の意味のアズーリというようです。 日本は競技横断で決まったカラーはないので、悪く言えば一体感が無く、よく言えば各競技が個性的というところでしょうか…

「あじゃぱあ」って言われたら逆にあじゃぱあ

昭和20年代に流行ったギャグで、驚き呆れた時に使う「あじゃぱあ」 もしこの言葉を使われたら、そんな昔の言葉俺が知っていると思ってるの?と驚き呆れてあじゃぱあ返し。 いや知ってるけど。変人だから。

味の素の「うま味調味料の代名詞」キャラ維持期間の長さが凄い

昔はテレビゲーム機の代名詞がファミコンだったり、コピーすることをゼロックスすると言ったりしたようです。それくらい爆発的にシェアを取っていたということですが、盛者必衰、今は昔です。 しかしながら、うま味調味料イコール味の素、味の素イコールうま…

朝に夕べを謀らず、という言葉を自分で自分に使う人

翌日の事どころか、今日の夕べの事さえ考えてないよ! でも勉強はしているから、「朝に夕べを謀らず」の意味は知っているよ! 朝と書いて「あした」って読むんだよ!これマジだよ! という人。多分あまりいない。使い所の難しい言葉です。 例えるなら結婚式…

朝ぼらけは何時頃?

大辞泉によると 「あけぼの」より少し明るくなったころをいうか。(原文ママ) こっちが聞きたいのに、逆質問されても知らないから。 ぼんやりした回答が逆に上手いこと明けきっていない朝ぼらけにかかっているという、高等テクニックでしょうか。 こんな時は…

「麻布で気が知れぬ」は知らないだけかも

麻布に六本木という地名があるけどそんな木はないぞ、というところから木と気をかけた先人のシャレが残っていますが、六本の松の木があったのが由来という説もあり、六本木を命名したさらなる先人の気が知れない事がそもそもの問題。 ただ自然科学的に考えて…

旭山動物園は旭川市にある

北海道に住んだことはありませんが、旭川市と旭山動物園の名前は知っていました。しかし旭川市立旭山動物園、といわれると、今まで紛らわしいということにすら認識できなかったので、旭川と旭山が脳内でリンクしていなかったことが分かりました。 こんなちょ…

朝日蒲鉾のどこが朝日なのか

上面を食紅で染めてピンク色にした蒲鉾を朝日蒲鉾といいます。今まで意識もせずに数え切れないほど食べましたが、名前があったんですね。 でも朝日ってピンク色?朝日で画像検索してもピンクではないかな。 昔は青と緑がごっちゃだったりするので、こういう…

朝露に儚さを感じられなくなったのは冷凍技術が普及したから説

朝露は消えやすいので、昔の人はそこに儚さを感じ、儚さの例えにも使われたようです。 しかしながら、朝露が消えるのを見ても特に何も感じないのが我々現代人。 消えるのが嫌なら冷凍庫に入れとけばよろしいですやん、そしたら人間よりご長寿かもね、みたい…

スラムダンクを読み出しました

30歳なので高校生に感情移入できない、バスケのルールもよくわからないというハンデを物ともせずに面白い。 スラムダンクの名言「安西先生、バスケがしたいです」だけはなぜか以前から聞いたことがあり、その背景などは全く知らなかったのですが、読んで話に…

阿古屋の琴責は教養人VS教養人

平景清を探す畠山重忠が遊女の阿古屋に琴、三味線、胡弓を弾かせて音色の乱れの有無から嘘をついていないか判断するという内容の浄瑠璃。 琴・三味線・胡弓を弾きこなす阿古屋の教養は評価されるべき。 それ以上に心理学という言葉が全くない時代に嘘発見の…

悪玉はリメイクされまくりのキャラクター

200年くらい前の出版物で、顔が〇に「悪」で表現された人物(もちろん悪役)が悪玉の元祖で、その由来になったのですが、現在でも科学番組のアニメーションで、このような擬人化された悪玉菌が登場するのがありがちなパターンです。 悪玉の由来自体の認知度は…

アギナルド[1869~1964]1899年フィリピン共和国大統領、1901年政界から引退

若くして大統領になり、若くして引退し、引退してから余生が60年以上。 人生いろいろ、と言いますが、生没年と二つのトピックだけでここまで個性的な人生を表現でき、その人について想像力をかきたてられる人物はなかなかいないのではないでしょうか? ちな…

空き手は昔から左手を意味した

昔から右利きが多数派だったということが、言葉一つから推測できます。 今まで左利きは右利きより心臓に負担がかかるから意図的に右利きに矯正してるから右利きが多いと思っていたのですが、昔そういう知識は無いはずなので、利き手は矯正しなくても右利きが…

秋田空港は新秋田空港から速攻で改名

旧秋田空港が廃止になって区別する必要が無くなったから。 波田陽区システム(元の芸名の波田ニューヨークから、もう新しくないからという理由で波田陽区に改名)ではないので、新秋田空港が速攻で老朽化したからではない。 ただ改名も看板変えたりとタダじゃ…

「秋の日は釣瓶落とし」はサイクリング部員への忠告

基本的に自転車ツーリングでは、安全のために出来るだけ明るいうちに宿泊地に到着するようにします。 しかし、夏は日没が遅いので、その感覚で秋になると、思ったより早く、しかも急に暗くなって後悔します。そのため、秋はあっという間に日が暮れるという意…

「秋」は秋の季語

先人の歌人たちはそれに対して、 「そのまんますぎて趣が無くね?」 「いや、逆にだからこそ使うのが斬新なんじゃね?」 「秋だけに『飽き』させないように、てか。HAHAHA!」 みたいな話をしてたのでしょうか? ちなみに秋と飽きを掛けるのは大昔から定番の…

アカデミア橋の初代は鉄製、2代目は木製

時代の逆をいく珍しいパターン。 しかし観光の観点からある意味合理的判断なのでしょうね。 個人的には学生時代サイクリングクラブで橋フェチに目覚めたので、橋があれば自転車で渡ってみたいと思うタイプですが、自転車NGの橋も多いので、そこが気がかりで…

赤チンは赤いヨードチンキ、赤プルは赤いプルトニウム

意外なところで、「赤い+化学的物質名の略」という共通点。 赤チンはヨードチンキじゃないけど、同じ殺菌目的で使うヨードチンキの赤いバージョンだから赤チン。 お笑い芸人の赤プルさんはプルトニウムじゃないけど、本人のセンスが発露した結果赤プル(多分…

アカクラゲをハクションクラゲと呼ぶ研究者のノリ

アカクラゲは触手の刺細胞が乾燥して粉になったものが鼻に入るとくしゃみが出るからハクションクラゲとも呼びます。 こういう情報に触れると、研究者も命がけだな、と思うと同時に、研究者も狭いコミュニティの内輪ネタのようなノリで楽しそうにやっているん…

赤い羽根は秋の季語

毎年秋頃に募金活動が行われるから。 アメリカ発祥の活動が海を越えて日本の俳句の季語になるという、それ自体に趣が感じられる。 そんな趣を感じられるタイプの私ですが、昔は募金で貰える赤い羽根がシールではなく針が付いていたため、1円を募金して赤い羽…

赤の系統に茶も属する

言われてみればそうだけど、そのことを認識することなく茶色は茶色だと思って30年生きてきました。 しかしこれで、紅茶に対して「赤色か茶色かどっちやねん」とつっこんで赤っ恥をかいて茶化されるリスクが回避されました。 赤だけに赤っ恥、茶だけに茶化す…

煽り返しは煽りに対するカウンターではなかった

演劇用語で場面を転換する方法のことだった。 この言葉を辞書で見て、一瞬良い煽り対策があるのかと期待しましたが、意味を知ってがっかり。 でも違法な煽りをする人はいずれ刑務所に場面が転換します。「煽りは演技」は通用しない。 あと「〇〇返し!」とい…

泥障はある意味リバーシブル

乗馬で馬の汗や泥を防ぐ馬具を泥障(あおり)といいますが、障泥と書いても同じ意味です。 文字を逆にしてもいいからリバーシブル。 多分本物の泥障もリバーシブルは可能。需要がないだけ… しかし、一度体験乗馬したことがありましたが、馬の汗を防がないとい…

青砥藤綱におバカエピソードは無い

青砥藤綱を大辞泉で引くと、川に落とした銭10文を50文使って探させた、という逸話が紹介されています。もちろん最初の10文が見つかっても50文使った時点で損確定なので、普通にここだけ受け取ればおバカエピソードになってしまいます。 しかし、その意図を本…

クイズラリーの攻略スタイル分類

①ネット検索で答えを探す。 安楽椅子探偵スタイル。 ②パパの知り合いの運営側の人から聞く。 スネ夫スタイル。 ③健康のために敢えて真面目に歩いてまわる。 健康が気になりだした中年スタイル。

IUFの正式名称は長い

International Union of Food, Agricultural, Hotel, Restaurant, Catering, Tobacco and Allied Workers' Associations が正式名称。日本語で国際食品関連産業労働組合連合会。 でもブログは短くこれだけの内容。

「曖昧とあやふやの用法が曖昧」は不正解だけど論理的

「曖昧」は意図的にはっきりさせないのに対し、「あやふや」はわからなくてはっきりできないという使い分けなので、 「曖昧とあやふやの用法があやふや」 が正解ですが、わかっていないから間違えたという意味で論理的。 しかし、大人には別の使い分けがあり…

IPad2の項目を大辞泉がつくったのは黒歴史説

大辞泉はWikipediaじゃなくて国語辞典なので、一企業の商品名が項目になることはほとんどなく、項目があるということはよっぽどの商品ということです。iPad自体はそのよっぽどの商品なのですが、現在毎年のようにマイナーチェンジされる中で、世代ごとに項目…