あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

竿燈

沢山の連なる提灯を額や肩などに乗せて練り歩く秋田の祭り。倒れても提灯の中に風が入り火が消える仕組みらしいですが、倒れ方が悪いとたまに燃えてしまうらしいので、市長から道路拡張工事で立ち退かない建物に「火つけてこい!」と言われた時は手段の一つか…

官当

官位のあるものが罪を犯し、本来は実刑になるところを、官位を下げることで実刑が回避される。 理不尽すぎるけど、現代でも運転免許証の「持ち点」制度は少し近いかも。場合によっては命に関わる違反なのに、一定回数までは違反しても持ち点が加算され少し罰…

観天望気

生物や雲の動きで、経験から天気を予想すること。やっている本人は経験から導いていますが、科学的に裏付けされているものも多く、これまでの長い時間をかけて人類が蓄積した経験智のすごさを改めて感じた。 まあ、それを科学的に明らかにしたことの方がもっ…

乾電池

見た目だけなら「缶」電池ですが、中身が「乾」なので乾電池。 漢字は大切。目が見えない人にも「漢点字」があります。

漢点字

漢字の点字。学習の手間は非常にかかると思うので、必修だと教える側も含めて大変そうですが、部首なども点字で再現されており、日本語の奥深さを感じられ想像力を増加させる漢字の選択肢があるのはいいことだと思います。

官田

官有の田。耕すのは農民なのか公務員なのか⋯当時から同一労働同賃金を求めるのは無理か⋯

監的

弓道などで、的の側で当たり外れを見て報告する人。 危険すぎる。こんな時剣道部と弓道部の兼部の人がいれば防具があって比較的安全! 剣道部と弓道部の兼部の人って、一本取られても一矢報いるチャンスがありますね。

勘亭流

歌舞伎の看板のフォント。特徴的なのは認識していましたが、当時からフォント名が存在したんですね。 太字のフォントだから画数の多い名前の役者だと看板作者に嫌われるね。

眼底検査

眼は動脈を直接観察できる唯一の場所なので、眼病以外にも高血圧など多くの診断に用いられる。 たまに「目を見ればわかる」と言いますが、本当に目を見てわかることは多かった。 目の色が変わったら病気のシグナル。

鑑定医

裁判で精神障害の有無などを鑑定する医者。 ここで精神障害ありとされたら、この鑑定書で就労不能保険の保険金申請もできるのでしょうか?鑑定にもコストかかるから二重でせずに済む方がいい。

官邸

政治家にとっては福利厚生というよりプライベート剥奪ですね・・・マスコミに首相官邸の住所バレバレ。 しかもドローン落ちてくることもあるし。

缶詰

狭いところに大人数が閉じ込められたときも「缶詰」と表現する。 本物の缶詰も空気を抜いて加熱処理するので、酸欠で暑いという意味でぴったりな表現なのかもしれませんが、中の人たちの鮮度が保たれるのかは別問題。

完遂

読みは「かんすい」で「かんつい」ではない。 普通に知らなくて、漢字の勉強が完遂できてなかった・・・

浣腸

栄養補給の目的でも行われる。 本来は出すところから栄養を入れられるなら、便意を一生懸命我慢して、一瞬出たと思ったのを引っ込められたら、ある意味それは栄養補給なのでしょうか?

寒中見舞い

喪中の相手への年賀状がわりにもなる。 その年の死者数から寒中見舞い葉書の発行枚数も調整しているのでしょうか・・・

缶酎ハイ

酎は焼酎の略ですが焼酎を使用していないものもある。またひとつ勉強になったとブログに残すが、このまま辞書を読み進めて「酎ハイ」の項目でも同じことを思ってブログに書きそう・・・一度書いたことなのに書いていないと「勘違い(缶違い)」するパターンの…

勘仲記

勘解由小路兼仲の26年にわたる日記。政治史において好資料とされる。 私も一応ブログで日記を書いていますが、勘仲記くらい長く続けたいものです。資料としての価値は何もありませんが・・・

元旦

元日の「朝」だけを指し、元日の昼や夜は「元旦」とは言わない。間違って使っている人が多いので、朝とそれ以降でしっかり線引きしないといけない。「日」じゃなくて「旦」。 これは重要。アンダーライン。

邯鄲の枕

夢の中では理想の50年を送っていたが、目覚めると大粟も炊き上がらないわずかな時間だった故事から、人生の栄枯盛衰の儚さのたとえ。 てか炊事しながら寝るなよ危ない。

邯鄲の歩

歩き方を習いに行ったが習得できず、もとから習得していた歩き方さえも忘れてしまい、這って帰ってきたという故事から、無理に他人の真似をすると、これまでできていたことさえも忘れて両方出来なくなるということ。 しかし長距離を這って帰る間に「這い方」…

雁垂れ

雁の字を略した「厂」の部分ですが、雁は「隹」に分類される。 ⋯大事な所を略してしまいましたね。

神田伯竜

講談師で、師匠は神田辺羅坊寿観(かんだべらぼうすかん)。名前のすごい師匠ですが、他にも講談師を育てていて、「田辺」をとった田辺派もあり、ハイセンスなとり方だと思う。 一方で神田派は「講談師なのに神田(噛んだ)」で掴みになるのがメリットですね。

神田伯山

初世は「天一坊」を得意とした講談師なので、川柳に「伯山は天一坊で蔵をたて」と詠まれた。 天一坊よりもまず川柳のおもしろさが気になる。「天一坊」はそもそも人名ですが、「坊」には「寺の建物」という意味もあるので、「蔵をたて」に通じていてうまい。

寒立馬

青森県で放牧されている馬。「野生の馬」ではないですが、誰でも散策できるところに放牧されていて、観光資源になっているようです。なお馬糞は堆肥として売られているくらい価値があるので、寒立馬の馬糞がどのような扱いがされるのか気になるところです。…

神田川

昔は神田川の中流のことを江戸川と言った。なので江戸川コナンも今風に言えば「神田川コナン」でイメージが全然変わりますね。 「江戸川コナン、探偵さ」じゃなくて、「神田川コナン、セミプロの芸人やらせてもらってます」っていう感じ。健康ランドの小さな…

貫高

土地の面積を、その土地から徴収できる年貢の量で表示したもの。土地の面積までもお金に見えるなんて、忍たま乱太郎のきり丸みたいですね。きり丸じゃなくて、幕府の役人。

カンタービレ

「歌うように」という音楽の発想記号。とはいえ歌い方は人によって千差万別なので、まずどんなふうに歌えばいいかの発想記号が必要では? とりあえずAIに歌わせてみる?歌手じゃなくて人工知能。

菅足

ヒトデなどの細管で、移動・摂食・感覚器官・呼吸器官と機能がとても多い。なんでもマルチにこなす、まさにヒトデのスーパースター!

乾燥酵母

酵母が生存しているかどうかで区別される。 「シュレディンガーの猫」は思考実験とはいえ猫が可哀想ですが、「シュレディンガーの発酵酵母」だと、「パンを作られるかどうか?」程度なので余計な感情がなくて良いですね。

観相学

顔を見て性格や才能を判断しようとする学問。コンプレックスを刺激するタチの悪い占いみたいなものかと思ったら、心理学者がまじめに研究しているらしい。 こんな研究まじめにしている人の顔が見てみたい。