あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

教育刑主義

刑罰の目的は受刑者を更正させるための教育にあるという理論。 対義語は「応報刑主義」で、刑罰は犯罪に対する報いという理論。 なんらかの目的を達成したいので刑罰を行うのではなく、とりあえず犯罪者に刑罰を行うのは先に確定しているけど、なんのために…

教育基本法

2006年に全面改正され、「伝統の継承」についても盛り込まれた。 1947年施行の半世紀以上の伝統ある教育基本法を「全面改正」しておいて「伝統の継承」とはこれいかに。 結局「伝統があるか否か』と「継承すべきか否か」は別問題ってことじゃない?

教育漢字

小学校で習う1026字の漢字。最初に定められたときは881字だったのが、徐々に増えていった。 言葉が変化していくので増やすのは仕方がないかもしれませんが、小学校生活が6年間なのは変わらないので、学ぶべき漢字が増えた分どこかにしわ寄せが来ているはず。…

教育学部

教育学部の教授たちは教育に関してはプロ中のプロだから、きっと授業も非常に効果的に展開されるのかな?私が教わった工学部の「何言っているのかわからない教授」も教育学部の授業受けてくれたら良かったのに(笑) しかし何言っているかわからないのは私が予…

胸囲

男女で測る場所が異なる。言われてみれば当たり前だけど、そんなこと考えたことも無かった・・・ 「服を脱いでメジャーを直接肌につけて測るところでは、知らないおじさんの胸毛が触れたメジャーに触れたくない女性のために、男女でメジャーを使い分けている…

行阿

南北朝時代の語学者で、「仮名文字遣」を著した。 名前が「行あ」=「あいうえお」なので、まさに日本語の基礎の基礎な名前ですね。業績も相まって素晴らしい名前ですね。 当時は今の五十音順は無かったですが・・・

難読で「業平(なりひら)」という言葉があり、意味は「色男」で由来は平安時代の歌人の在原業平。 難読ということは、在原業平はDQNネームの元祖だったのでしょうか・・・

難読漢字で「銀杏」の読みは「ぎんなん」「いちょう」2つがある。 いちょうの木にできる実がぎんなんなので、文脈からどちらで読むか判断しないといけないという意味でも難読漢字。しかし「杏」の普通の読み方の「きょう」と読む方が使う機会がないので難読…

同じ魚でも、「部首が魚の漢字」と「『魚』が付く難読漢字」の両方で書き表せる魚も多い。例えば「鰙」も「公魚」もワカサギ。それぞれを使い分けできれば表現が豊かになるのでしょうが、言葉は伝わらないと意味がないので、結局カタカナで書くのが一番安全…

木製楽器で、演奏を止める合図に使う。 演奏を止めるために演奏するというのも不思議な感じがしますが、のど自慢の鐘だと思えばイメージがわきます。いや全然違うだろうけど。 あ、読める人がほとんどいない漢字の読み方に触れずに話を進めてしまいましたが…

「さる」とも「いぬ」とも読める漢字。 「犬猿の仲」という言葉もありますが、「いぬ」も「さる」も同じ漢字の仲じゃないか。

キュロス2世

インターネットがメディアを滅ぼすと言われて久しいけど、紀元前にメディアを滅ぼしていたのがキュロス2世。 ってメディアはメディアでも、古代イランのメディア王国・・・

キュリウム

元素のひとつで、由来はキュリー夫妻から。キュリーはラストネーム(名)じゃなくてファーストネーム(姓)。日本人の感覚では違和感が無いですが、ファーストネームで名前が残るというのは欧米文化では珍しそうですね。

キュクロプス

ギリシャ神話の一つ目の巨人。 日本の「一つ目小僧」とは巨人と小僧で対になっている関係ですね。一つ目でも対。

九流

中国戦国時代の9つの思想家の流派。その中で自分が知ってたのは孔子の儒家だけでした。 中には「名家」「農家」と別の意味で知っているのはありましたが・・・

胡瓜遣

福沢諭吉の物理学書「窮理図解」をもじった滑稽本。キュウリの使い方を解説した料理本ではない笑

窮理図解

福沢諭吉が書いた物理学書。人の上に人を造らないのは、人は全員地球との重力で同じ高さになるから?

胡瓜草

葉を揉むとキュウリの匂いがするから胡瓜草。 植物の匂いを植物の匂いで例えるというのも斬新ですが・・・

胡瓜魚

キュウリに似た匂いがするから胡瓜魚。 しかしドレッシング等を使わずにキュウリを食べることはほとんどないので、「キュウリの匂い」と言われても全くピンとこない・・・ ま、胡瓜魚を食べるにしても結局何かしらの調味料を使ってキュウリ感が無くなると思…

久離

江戸時代、失踪した親族と縁を切ること。当時は法的にも連帯責任だったので、失踪した人が犯罪や借金をしたときに責任を逃れるのが目的。 現代の失踪とは全く別の心配をしていたというのも、当時の時代背景が垣間見えますね。

給与

給与と給料は厳密には違う意味で、「給与=給料+諸手当」ですが、一般に「給料」と言うと大抵「給与」の意味で使われている気がします。 サラリーマンにとって収入の「使い方」は大事なことですのでしっかり覚えておこう!諸手当込みの金額を指すなら「給与」…

救命ブイ

浮き輪のこと。VじゃなくてO型だけど救命ブイ・・・

朽木糞牆

精神の腐った人間は教育のしようがないということらしい。 しかし教育してもらわなくてもヤル気次第で独学で見返せるのが高度情報化社会の現代。

九拝

立ったり座ったりひざまずいたりで九回拝礼すること。腰痛持ちへの殺意を感じるしきたり。 一方で手紙では末尾に「九拝」と書くだけで相手への敬意を表せる。こちらは楽しすぎな気もする・・・

牛馬

牛売りと馬売りが売り場所を巡って争い、牛と馬を競走させて決める狂言。結果はもちろん馬が勝つ。 でもウサギ売りと亀売りが争ったらどうなるか・・・

旧年

季語は新年。真逆だけど。

旧冬

「去年の冬」の意味ですが、新年の挨拶で使う言葉なので季語は冬ではなく新年。 去年のことだけど新年。冬だけど冬じゃない。禅問答みたい。

九天

中国で、天を9つの方位に分ける際の分け方。南方が「炎天」、西南方が「朱天」、東南方が「陽天」と、「南に向かえば暑くなる」という北半球の気候がはっきり表れていますね。 話変わるけど個人的には経済圏は分けずに「楽天」一本です。