あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

鯨尺

裁縫用の物差し。鯨の髭で作られたのが由来らしい。 鯨の中でも体長4メートル以下はイルカなので、まずは鯨自体の長さを測ってイルカじゃないか確認しないと・・・

ぐしょぐしょ

副詞か形容動詞かでアクセントの位置が異なる。 「ぐしょぐしょ」という言葉は大人向け映像作品で使われるイメージですが、もうアクセントの位置が気になって普通に観れなくなってしまいます・・・てか感じているなら副詞でも形容動詞でもなく感嘆詞か?

郡上節

岐阜県郡上市の盆踊りで、毎年7月上旬から九月上旬までと長期間開催されている。しかも8月13日から16日までは徹夜で踊るというので、みんな筋肉痛とか大丈夫でしょうか? この街の薬局は湿布を大量にスタンバイしているのかも?盆踊りの風情の裏側・・・

九条葱

京都九条で栽培されたのが由来。 昔の九条は平安京の一部で日本の中心だったので、都市農園の走りみたいなものでしょうか? でも今の「都市農業ブランド化」のポジションを担っているのは「東京ばな奈」なんですよね?ってさすがにバナナの栽培まで東京でし…

倶生神

仏教において、人が産まれた時から左右の肩にそれぞれ居てその人の善悪を記録し、死後閻魔王に報告するとされる神。 「肩に何か乗っているよ」「え?なに?見えるの?」なんて定番の霊感トークですが、「肩に乗っているやつが見える」ということより「肩に乗…

郡上

岐阜県にある市。 八幡町、大和町、白鳥町、高鷲村、美並村、明宝村、和良村が合併してできたのですが、合併前のどの自治体名もフリガナがないと読みに自信が持てない微妙な難読漢字ばかりですね。 そしてこれらが合併してできた郡上市の読みは「ぐんじょう…

久住山

九重山を形成する火山。 久住九重もどちらも読みが「くじゅう」で、やっぱり揉めたらしいけど、地域全体を指すときは「くじゅう連山」とひらがな表記で落ち着いたようです。 やっぱりどっちかに決めるのはどっちを選んでも苦渋の選択になるから、久住でも九…

九十九島

長崎県の群島。「どうせ島の数は99じゃないんでしょ」と思ったらその通りでしたが、予想の斜め上だったのは島数は定義により208から216と諸説あるようです。 どの説でも99には倍近くの差がありますが、南九十九島と北九十九島に分けて呼ぶこともあるので、合…

くしゃみ

異物を体外に排出するために起きると思っていましたが、それだけではなく体温を上げるために起きる場合もあるようで、確かにくしゃみをするのは花粉症以外では寒い冬が多いですね。実際に「くしゃみ」は冬の季語らしいですし。 でもくしゃみをしたことによっ…

公事宿

江戸時代に裁判のために地方から来た者を泊めた宿で、裁判の補佐も業務とした。 現代でも宿泊業はクリーニングやマッサージなど、多様なサービスを併せて行っているところも多いですが、今で言う弁護士の業務もやっていたというのはすごい組み合わせですね。…

孔雀蝶

孔雀のような模様の翅の蝶。 孔雀というからには鳥類なのかな?って思ったら蝶類だった。勘違いした「模様」です・・・

孔雀座

本物の孔雀は派手な見た目のイメージがありますが、星座の孔雀座は暗い星が多く見つけにくい。それは射手座から隠れないといけないから?矢の届く距離じゃないけど。

孔雀

羽を広げて求愛することを生物学用語で「ディスプレイ」という。孔雀は青と緑多めのイメージが強いですが、ディスプレイなら赤も表現したいですね。 「レッド」ブル、翼を授けて。

鬮罪人

狂言の演目のひとつ。出し物の役をくじで決めたら鬼役が召使い、罪人役が主人という配役になり、召使いが主人を責めるという内容。 狂言という出し物の中で出し物をする場面を描くという劇中劇(入れ子構造)になっていますね。ただ個人的には劇中劇の演出効果…

挫く

「挫く」は「勢いを弱らせる」という意味。なので「弱きを助け強きを挫く」っていう人がたまにいますが、「強いものを弱らせる」ってことになるので、弱いものだらけの世の中になってしまうのでは? 強いならその強さを良い方向に活かしてもらった方がいいで…

櫛形窓

文字通り櫛形の窓ですが、江戸時代には贅沢という理由で民家での使用は禁止されたらしいです。 窓が櫛形というだけで何で禁止されるほど贅沢なのか現代の感覚では理解できませんが、現在でも家電量販店の店員に言われるがままに全く使わない機能てんこ盛りの…

櫛形

とは言え一般には櫛の一番の特徴であるはずの歯の形は無視された「緩やかな丸みの山形」を指す。これを「歯抜け」というのか、それとも歯の隙間に歯垢が埋まっているというのかわかりませんが・・・ さらに言えば櫛にも取っ手がついていたりといろいろなデザ…

櫛占

女や子供が行った占い。十字路で古歌を唱え米をまいて境界をつくり櫛の歯を鳴らして境界内にきた通行人の言葉で吉凶を占うというもの。 ツッコミどころが多いですが、まず十字路を占拠するという迷惑。そして普通の通行人は通りかかっても「ヤバい奴が道を占…

串打ち三年裂き八年火鉢一生

鰻屋の技術習得がいかに大変かをいう言葉。 火鉢は極めるのに一生かかるという意味と、使い方を誤ると火事や一酸化炭素中毒で死にかねないという意味の二つの意味で「命懸け」ですね。 鰻屋がそこまで命をかけているのに「結局鰻の味を決めるのはタレだよね…

九字を切る

「臨兵闘者皆陣列在前」の九字を唱えながら指で縦横の線を空中に描くまじないをすること。これで禍を取り除けるとされた。 私も九字を切りたいと思います。九字なんて科学的根拠の無いものに頼っていないで少しでも現実が良くなるように頭使って考えるべき!…

櫛の歯の如し

櫛を作るときに歯をひとつひとつノコギリで引いて作ることから、絶え間なく続くことのたとえ。 確かにその作り方だと時間はかかりますが、歯の数は有限数なのでそのうち終わります。あと今は金型に樹脂流し込んでつくる場合が多いと思うので、こちらの方が成…

草分け

初めて行った人。 私も証拠はないけど世界で初めて「自転車防犯登録の住所変更手数料をQRコードで決済した人」だと思っているので、自称その草分けです。 さあアリーナのみんなも一緒に!せーの!「だから何?」

腐るほど

「腐るほど○○がある」の用例→「腐るほど有機物に対する微生物の作用の度合いが大きいという意見には科学的根拠がある」

腐っても鯛

腐った鯛も肥料には使える?堆肥じゃなくて鯛肥ってか。っていうシャレと、腐った鯛を食べたらさすがにあたるでしょ。体当たりで食べたら鯛あたりってか。っていうシャレ。 どっちが面白いか対決(鯛決)です。どっちも面白いと言われ鯛。

鎖鎌

鎖の一端に分銅、もう一端に鎌をつけた武器。分銅側を相手に絡めつけたりして動きを封じて引き寄せ、鎌でとどめを刺す戦法が基本。 しかしもし相手の武器に絡みついたら、相手が武器を離せば武器だけが飛んできて自滅するのでは?あと鎖鎌同士が戦う場合は互…

鎖帷子

鎖状の防具。 刀で戦う時代なら十分な防御力で、普通の鎧よりは軽くて動きやすいと思います。しかし肌は金属が擦れて大変なことになりそうなので、帷子は本来は肌着ですがさらにその下にも何か着る必要がありそうです。 さらに下に着ているってことはある意…

草間直方

両替商であると同時に、現在でいう経済学者としても活躍した。 経済学者がその知識を用いて金融業をすると聞くと「学者は学問に集中したらいいのに」と思うが、「金融業者が経済学を研究する」と聞くと「仕事熱心だな」と思ってしまう。 それどころか仮想通…

楔形文字

時代的にインクではなく彫って書かれているので、これもある意味「楔を打ち込んだ」ものですね。楔そのものを打ち込んだのではなく楔の形状になるように打って彫ったという意味で。 いやそもそも「楔を打ち込む」は例えの表現でみんな本当に楔を打ち込んでい…

削ったり割ったりするだけではなく重いものを持ち上げたり差し込んだ材の抜け落ち防止にしたりと、意外と多用途。 現代では3Dプリンタで家までつくれてしまう時代ですが、楔のような単純なマルチツールがこれまでの「ものづくり」の基盤になっていたと思うと…

草葉の陰

「墓の下」という意味。 「草葉の陰から見守る」という言葉をたまに聞きますが、これは物理的な遺骨がある場所に霊もあるという宗教観に基づいた言葉だと思います。このような宗教観の人が「死んだらお星様になって見守る」と言い出したら、その人は宇宙葬を…