私は大学時代サイクリングクラブで、仲間と野宿しながら旅をして、サイクリングならではのとても貴重で有益な経験ができた思っています。
しかし一方で、自己紹介でサイクリング出身といったときの周囲の反応を見ると、その実態と世間の認識に大きなギャップがあるように感じます。暑い中必死で峠登ったり、現地の方々との予期しない交流など、肉体と精神両面で成長できたという自負もありますので、そこは正しく評価してほしいなと思います。
実際に自転車に打ち込んで大成した方は意外といます。
経営の神様の松下幸之助さんは自転車屋で丁稚だったため、草レースに出て優勝したこともあるようです。
また劇作家で学識者の平田オリザさんも若い時に自転車で世界一周されました。
そして、京都大学の自由な校風を築いた教育者の折田彦市さんもサイクリングクラブだったらしく、かつては写真のような銅像が京大にあったほどです。
折田先生(像)七変化より引用
いや、やっぱり折田先生はサイクリングやってないかも…
