あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

酔い醒めの水下戸知らず

酒を飲む→酔う→寝る→起きる→水を飲む→美味い→酒を飲まん奴にはこの水の美味さわからんやろ


ってやつなんですけど、たしかに経験上その通りだと思います。


一旦話を変えますが、自分は30歳から辞書を読み出しました。しかし、正直高校生のうちに読んでおきたかったと思っていました。
もし仮に高校生のうちに読み切ることができれば、辞書通読によって人生の選択肢をたくさん知り、その進路を勝ち取る力(国語や地歴を中心に受験に特に有益)も得られると思うので、違う人生があったかもしれません。(もちろん高校生の読解力で卒業までに読み切るのは相当努力が必要)


しかし、高校生の時に「酔い醒めの水下戸知らず」という言葉を知っても酒の味も知りませんから、今のようにその言葉の意味を味わうことはできなかったでしょう。
その意味で、大人になってから読む辞書というのも、悪く無いな、と思います。


とりあえず下戸でない遺伝子をくれた両親に感謝。メンデルの法則から祖父母にも感謝。