金融商品取引所自身も大半は株式会社で営利目的なので、取引所同士での競争も発生している。
日本では東京証券取引所と大阪証券取引所が合併してできた株式会社日本取引所グループが圧倒的シェアで、合併の際には独占禁止法に引っかかるかどうかで公正取引委員会に審査された。
取引所が公正「取引」委員会に審査されたと聞くと、本業の金融証券取引業務で問題があったのかと思いますが、そこが問題ではなかったっていう。
また日本取引所グループ自身も東証に上場している。
他には株式会社名古屋証券取引所があるが、こちらは非上場。
企業の上場を審査する立場なのに取引所自身が上場できないというのもどうかと思うかもしれませんが、本来なら独占禁止法レベルの圧倒的シェアである日本取引所グループ相手に孤軍奮闘していると思うと、私はなんか応援したくなる。