本居宣長による源氏物語の注釈書で、「もののあわれ」という都度触発されて生じる情緒や哀愁を提唱し、日本文化の美意識や価値観に大きな影響を与えた。
また源氏物語を仏典との関わりから切り離し、純粋な物語として読めるようにした意義は大きく、源氏物語の注釈書は玉の小櫛以前と以降に分けられる。
しかし注釈書がここまで解釈に影響を与えているとなると、注釈書の影響を受けていない原本を読まないと真の源氏物語を知ることはできませんね。
って原本はすでに無く写本があるのみで、その写本もいくつか種類があり原本に何が書かれていたのかは誰にもわからないか・・・