あえいずの日記

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消し幕

歌舞伎において死んだ役の役者を舞台から下りるのを隠す幕。

 

舞台の世界に没入して見られたら死者の役は本当に死んでいるという認識になるので、

幕が上がったらあったはずの死体が消えるというマジックに見える?

そのトリックは「実は生きていて自分で移動した」という・・・

消し口を取る

戦前までは消防組同士で消火に取りかかる場所(消し口)を取り合い纏(各消防組のしるし)を立てていた。

 

組同士が協力せずに競い合ったり直接の消化活動に関係のない纏にこだわったりと、消火を第一の目的としていないようにも思いますが、

他に本業を持つのに命の危険がある消化活動ができるのは組の誇りをモチベーションとしているからなのかもしれません・・・

下司

荘園で年貢の取り立てなどの実務を行なった荘官

京にいる荘官は上司という。

 

上司下司の上下って単に地理的に京だから上ってことでしょうか?

いや仕事内容的には普通に上下関係もありそうですが・・・