あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

瓦茸

抗がん剤クレスチンの成分が取れるキノコ。 地球にはたくさんの種類の動植物があるのに、その中からよくクレスチン発見できたな。人類すごーい。 マリオがキノコ食べたら大きくなるのはすぐにわかるのに。

河原菅

植物の一種で、花は雄花ひとつを中心に周りが雌花。雄花にとっては両手に花どころじゃないですね。 ってそもそも雄花自体が花か。

河原乞食

歌舞伎役者を卑しめた言葉ですが、今後AIに仕事を取られていく流れの中にあって、歌舞伎役者は生き残っていきそうなので、その他大多数の職業の人と立場逆転しそうですね。

土器投げ

高所から土器を投げて、舞う様子を見て楽しむ遊び。 ガリレオは実験で「重さによらず落下速度は一定」ということを証明した。土器投げをしてた昔の人たちにもガリレオより先に発見するチャンスあったのに~

河原通い

江戸時代に「芝居見物に行く」と言いながら男を買うこと。 「芝居見物に行く」と言う言葉がそもそも芝居っていう。

価値がないものの例えにも使われますが、実物の瓦は屋根だけでなく床用もあり、思っている以上に活用の幅が広いです。 床材にも着目した瓦業者の企業努力が「瓦=価値がない」という世間の見方を変えていくんですね。もとい、瓦だけに葺き替えていくんですね…

川端康成文学賞

川端康成のノーベル文学賞の賞金を基金とした文学賞。ある意味投資用語でいう「ファミリーファンド方式」ですね。 しかし川端康成文学賞は資金不足で休止中。救うとすればクラウドファンディングか。

川ねずみ

泳ぎが得意なねずみ。「なみのりピカチュウ」が出た時には違和感を感じましたが、実際に泳げるねずみがいると知り、ポケモンの世界は想像以上に現実世界に忠実につくられているんだな、と思いました。

川中島の戦い

戦国時代の武田と上杉の戦い。第5次まであり、第4次が最も激しく戦死者が多く、第5次は対峙しただけ。スポーツの試合でも選手に死者が出たら、次の試合は死者に捧げるために両チーム争わないことがありますよね。 それじゃないの?

川中には立てど人中には立たれず

世渡りが難しいことの例えですが、川中に立って流されなかったとしても、「危険なことをしている」と炎上して世渡り出来なくなるのが今の社会。

河太郎

河童のこと。また、蓋が丸く窪んでいる茶器のことも言う。理由は河童の皿に似ているから。 ⋯って茶器はもともと容器だから、皿に似ているのは普通だろ。むしろ河童の頭に皿がついている方が余程の意匠だろ。

かわたれ時

彼が誰かわからないほど薄暗い「夜明け前」が「かわたれ(彼は誰)時」、誰が彼かわからないほど薄暗い「日没後」が「たそがれ(黄昏)時」 彼が誰かわからなければ、誰が彼かもわからないので同じことですが、指している時間が違うのは面白い。しかし「かわたれ…

皮草履

婦人用の草履で、材料はトカゲの皮など。トカゲで切れるのは尾。草履で切れるのは緒。 だから何ってことでもないですけど⋯

為替介入

国が行う通貨売買。日本では、円を買うためのドルはあらかじめ用意していて、ドルを買うための円は政府が証券を発行して円を調達する。日本の予算は円単位なのに、なんでドルの方が事前に用意できていて、円は都度調達しないといけないの? 「良い質問をした…

かわす

「交錯させる」の意味の「交わす」と「避ける」の意味の「躱す(かわす)」は同語源。ぶつかってもぶつからなくても結局「かわす」車がぶつかったら修理パーツを買わすか、最初からぶつからない車を買わすか?やっぱり結局は「かわす」

川島広守

警察官僚から財団理事長、プロ野球コミッショナーまで名前の通り守備範囲広い人。そんなすごい人なら週一勤務で年収2400万円とされるプロ野球コミッショナーでも、待遇に見合う働きができるのでしょうね。

川路聖謨

江戸時代末期の武士で、日本初のピストル自殺者とされる。ピストルを使った理由は生活習慣病の中風で下半身付随になり、うまく切腹できないからとする説が有力で、生活の変化がこんなところにまで影響を与えているんだなと思った。

川口松太郎

第一回の直木賞受賞。直木さんとは出版社での元同僚らしく、コネ的な力が働いたようにも見えますが、川口松太郎は直木賞を受賞する前から活躍していたので、そうでもないようです。 逆に直木さんの方が、既に活躍している人に賞を与えて何がしたかったのかは…

河口慧海

僧侶で探検家。仏典を入手するため、当時鎖国状態だったチベットに潜入した。 これまで自らの信仰のために命を賭した先人は数多いるが、命の賭け方が全く別の珍しいタイプ。

川口で船を破る

港まであと少しのところで船が壊れてしまうように、「あと少しのところでダメになってしまう」ということの例え。 しかし埋め立てや干拓は環境破壊であるとはいえ、港の方から船に近づいてくれるという意味で船乗りにはありがたいのかもしれません⋯

川井乙州

芭蕉の弟子で、作品に随筆「それぞれ草」がある。おそらく「徒然草」をもじっているのだと思いますが、そのタイトルのセンスに惚れ惚れw

川明かり

大辞泉には「あたりが暗い中で、川の表面だけがほのかに明るいこと」とあり、この一語だけでもとても趣を感じる言葉です。短歌の五七五七七を短くして俳句の五七五になりましたが、もう「五」だけでも良いですね。 ちなみに私の一番好きな5文字の言葉は「ご…

川の字に寝る

全員抱き枕派なら「州」の字に寝る。全員みごもっていても「州」の字に寝る。複雑な家庭。

ガロン

体積の単位。カナダとアメリカでは1ガロンの定義する体積が異なる。国境では混乱してないのでしょうか? 立方メートルを使えば良いだけか。じゃあガロンの存在意義は?

カロン

冥王星の衛星で、冥王星に対して衛星の割に質量が大きいので「冥王星が太陽系の惑星ならカロンも惑星だ!」という意見もあったが、逆に「カロンが惑星じゃないなら冥王星も惑星じゃない!」ということになってしまい哀れ。 しかしもしカロンも惑星だったら「水…

カロザース

ナイロンを開発したすごい化学者ですが、青酸カリをレモンジュースに入れて飲み自殺。酸性のレモンジュースに入れることで青酸カリの毒性を高めるあたりが化学者らしい。 もし物理学者なら「吾輩は猫である」で「首吊りの物理学」のくだりが参考になるかもし…

ガロア虫

大正時代にフランス外交官のガロアさんが日光で発見。当時は日本にそんなにフランス人もいなかっただろうから外交官も暇なのでしょうか?一方で海外との往来が少なかったからこそ外交官には多様な役割が期待されて、赴任地の生態を調査するのも仕事のうちか…

ガロア

決闘で二十歳で亡くなった数学者。二十歳までに名を残す業績をあげているのだから、天寿を全うできたらどんな仕事を残していただろうかと思うと人類にとって非常にもったいないことだと思う。 そう考えると若い命を奪って可能性を完全に潰す行為って感情抜き…

カレル橋

1402年完成のヨーロッパ現存最古の橋のひとつ。土木技術が途上の時代は水害とかですぐに壊れては作り直す前提かと思ったのですが、昔から凝った像が多数設置されているので壊れない自信があったのでしょうね。でも結果的に600年経った今でも残っているのです…

枯れる

円熟した人についても使う表現。ネガティブな言葉をポジティブな意味にも使うとは、「枯れる」の持つ意味のバリエーションはまだ枯れない。