あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

かかあ大明神

妻に対して、親しみとからかいを込めた呼び名。 こうしてワードセンスのある夫が神に押さえつけられて埋れていくのか⋯

かかあ左衛門

男勝りな女房。 夫が面と向かってそう言えるなら、良い関係の夫婦かもしれません⋯ あと、「ざえもん」とつく名前は男性でも絶滅危惧種なので、毎年の命名人気ランキングに合わせて「かかあ蓮」とか呼び方を変えれば、夫婦関係もマンネリ化を防げるのではない…

香り通信

インターネットなどで匂いを伝える技術。 グルメ番組とか、香水や食品メーカーの宣伝とかに使えそうですが、専用の受信装置を揃えようという人がどれだけいるか⋯ 孫さんに配ってもらわないと笑

香り松茸味しめじ

それぞれに長所があるという、ポジティブな例え。金子みすゞの「みんなちがってみんないい」というやつですね。 長所があるから、人間に喰われてしまうわけですが⋯

花王

一番美しい花、ボタンのことをいう。 ⋯いやそれは人それぞれの価値観で違うでしょ。自分の価値観を押し付けるような人は、顔を洗って出直してくるべき。日用品メーカーの花王の由来だけに。

火炎瓶

どうりで食用オイルとか瓶詰めのものが見ないと思ったら、火炎瓶として使えてしまうからなんですね(違) でもオイル美容液とかは瓶詰めもあるだろうから、そういうのは火炎瓶になるのでしょうか?オイルまみれになったら、顔から火が出るくらい恥ずかしいです…

蛙壺黴症

感染症で、カエルに感染すると大量死の危険がある。 先にカエルの集団交尾が「蛙軍(かえるいくさ)」ということを知った。確かにカエルは群れてるだけで感染症の危険があるので、「いくさ」とよばれるのも納得。

蛙軍

「かえるいくさ」と読み、カエルが群れで我先にと交尾する様子。 輪唱のど定番「かえるの合唱」はもしかしたらこれを歌しにたのでは?そう思うと相当大人向け(それも玄人志向)で、幼児教育でやってる場合じゃないですね。

蛙は口ゆえ蛇に呑まれる

音で位置がバレて捕食されることから「口は禍いのもと」という意味ですが、この発想で自然界をみると、「威嚇以外でよく通る声を出せる生物は強い」という推測ができます。 私は滑舌が悪いので、滑舌が悪くても大活躍するプロレスラーをみると、人類の築いた…

返り咲く

春の花が冬に咲くこと。なので季語は咲いたタイミングの冬。 転じて人間でも、失ったかつての地位にカムバックすることを「返り咲く」と言い、御本人の気持ちとしては「冬の時代を経て春が来た!」という感じかもしれませんが、季語は冬なのでずれていますね…

下越

越後の中で、都に近い方から上越、中越、下越。なので、北が上の地図に慣れていると、下越が上越より北にあってややこしい。 話変わるけど、「みやこ」の変換候補の2番目に「京都」が出てきて、予測変換すごすぎ。最近の日本語入力システムは文脈理解して、…

カウボーイ

馬に乗っているのにカウ(雌牛)ボーイ。 なんでこんなことに今まで気づかずにいたのだろう。 いや馬に乗って牛を飼っているからカウボーイなんですが、そういえば映画とかでのカウボーイが牛を飼育しているシーンって観た記憶がないな。フィクションだから当…

カウチポテト

寝椅子に横たわり、ポテトチップスを食べながらテレビを観る生活。 たまにはやりたいけど、やりだしたら止まらなそう。 それを思うとNHKの「筋肉体操」はカウチポテトストッパーとして素晴らしいコンテンツ。 筋肉体操を実際にやらずに観るだけという楽しみ…

カイロ演説

一般的には2009年のオバマ氏のカイロでの演説を指し、個人的にはスティーブ・ジョブズやキング牧師ばりに震える名演説だと思いますが、2015年の阿部首相のカイロでの演説も「カイロ演説」と言い、歴史が塗り替えられるスピードは速いな、と思いました。 でも…

偕老同穴

海綿動物で、体内にエビのカップルが共生している。 非モテな海綿動物サイドから見れば、複雑な心境かもしれません。 こうして「異種生物に嫉妬の感情は起こるのか」という哲学の問題にぶつかりそうになったが、面倒なので回避する。

海流瓶

海流の動きを知るために、返信用の葉書を入れた瓶を海に流し、拾った人に場所や日時などを書いて送ってもらう実験。 ハイテクネット社会の現代には逆にこのアナログ感が面白く感じます。自分もネットがない時代を知っている年代なので懐かしさを感じるからな…

海陸風

海と陸の温度差で昼と夜で風向きが逆になる。で、逆になるタイミングはほぼ無風になって「凪」という。 ふむふむなるほど初耳だ、と思ってたら、義務教育で習っているはずと言うことを知り、そのことに1番衝撃を受ける31歳俺氏。

海洋気象台

今は廃止されましたが、函館、舞鶴、神戸、長崎にあった気象台で、西日本偏重の配置だなと思ったら、東京の気象庁でも観測していたので良いバランスですね。 野球ファンが自分で理想のスタメン考える感覚で、理想の気象台配置を考えて楽しむ謎の趣味。

改免

江戸時代、農作物の出来によって税率を変えたこと。 さすがに江戸時代にもなると民のことを考えるようになっていて、一揆などの経験から学習したんだな、と思い、人類の発展の過程を見たような気がした。 しかし今の税制は発展しすぎて、本当に発展している…

海猽

モルモットの別名で「かいめい」と読む。 実験動物としての印象が強いので、「解明」ともかかって、日本語の不思議な巡り合わせを感じます。 ただのシャレにしてはモルモットはうかばれませんが⋯

買い回り品

たまに百貨店の館内放送とかででてくる「買い回り品」 消費者が比較検討して買うような高価な商品について言う。確かに百貨店に適した言葉。 楽天スーパーセールのショップ買いまわりキャンペーンで買えば、日用品でも買い回り品?

カイマクル

トルコの街で、迫害から逃れるためにキルスト教徒が隠れ住んだ地下都市がある。 それが紀元前から掘り始めて、地下8階。技術がすごいのか、労力でカバーしているのか。どちらにしてもすごい。 ただ多いときには2万人住んでたと言うので、換気出来ていたのか…

介輔

戦後の医師不足に対する代用医師制度。 今は医師が高収入とされているので、安易に「医師免許がなくても医業ができるすごい制度」と思ってしまいましたが、調べるにつれて、当時の必要とされる所で貢献された尊いお仕事だと認識を改めました。 逆に医療教育…

界標設置権

土地の境目に、共同費用で塀をたてられる権利。 「隣の家に、塀ができたらしいよ」「へ〜(塀)」 とか言ってる場合じゃない。人ごとじゃない。 とりあえず土地を所有するなら同じ面積でも、飛地が多いほど境界が長くなって面倒な要素が増えるということは認識…

海馬

脳の部位で、なんで「海馬」っていうんだろうとずっと思っていましたが、形がタツノオトシゴに似ていて、海馬はタツノオトシゴの別名だからなんですね。 ただセイウチとかアシカなども海馬といい、海馬はキャラが被りすぎている激戦区の中で、形だけで脳の部…

戒日王

戯曲をつくる王様。新ジャンルかと思いきや7世紀の人物。 作品は王家が舞台となっており、王様業と劇作家業は二足の草鞋ではなく車輪の両輪で相互に好影響を与えてうまくできているようです。

海難審判所

海難事故を起こした人の免許の停止とかを審判するところで、全国に9ヶ所もあるらしい。 GPSとか技術の進歩で海難はほとんど起きなくなっているのでは、と思うのに9ヶ所もあって職員は暇すぎるのでは、と思ってしまうのですが、実際どうなんでしょう? もし暇…

カイトフォト

凧にカメラをつけて空中撮影。 ドローンが一般的になった今となれば、「凧とかアナログにも程がある」と思ってしまいますが、操作が不自由な分趣味としては面白いかもしれません。 あとドローンが普及した途端に悪用する人が出てドローン規制法がでできたこ…

解凍ソフト

溶けてベタベタになったソフトクリームをイメージしてしまいましたが、当然ソフトクリームではなくソフトウェアですね。 「ソフト」と略され圧縮された言葉をうまく解凍できなかったようです。

かいと

「垣内」も「垣外」も「かいと」と読む。同じ読みなのに意味はそれぞれ大体漢字通りで真逆。 つまり内側も外側も同じ、「みんな仲良くしましょう」という先人からのメッセージと解釈した(個人の見解)