あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

功徳茶

僧侶が路上で通行人に施すお茶。見ず知らずの人をお茶に誘うといってもナンパ師とは全くわけが違う笑 そういえば昔マラソン大会に出たときに、公式の補給所以外にも沿道で個人でお菓子を配ってくれる方が沢山いらっしゃって、モノ以上に気持ちがありがたかっ…

区点コード

日本語の各文字を4桁の数字で表したコード。上2桁が「区」で下2桁が「点」。 日本語で「くてん」といえば「句点(。)」なので、「句点コード」と間違えそうですが、もし句点コードだったら。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

グディニア

ポーランドの都市で、グダニスク、ソポトとともに三連都市を構成している。 双子都市なら川の対岸の都市同士が構成するケースが結構あると思いますが、三連都市は珍しいと思います。「三つ星」はなかなか無いけど、「三つ都市」も貴重な存在?

轡型

家紋のひとつで戦国大名の島津家もこれですが、島津家の十字は2匹の龍が交差したものという説もあるらしい。 しかし自転車好きの私にはロードバイクの高級ホイールにしか見えない笑

乗馬のときに馬の口にかませる金具で、これに手綱をつける。 もし人間が轡をつけて引っ張られたら明らかに苦痛だと思いますが、これが動物虐待とされないのはなんで?みんな頭バグってるの?・・・あ、頭のバグじゃなくて口の馬具なのね。

寛ぐ

能楽で演者が観客に背を向けることで、「一時的に身を隠した」という表現をすることを「寛ぐ」という。 中学生の時に先生が「能は無駄を削ぎ落とした芸能だ。若いうちはその良さがわからないかもしれないが、いずれわかるようになる」というようなことを言っ…

沓穿かず

俳句の最後の5字が無用の句。 17字しか使えないのに5字を無駄にするなんて・・・と思いましたが、17字という制限のある中で敢えてさらに厳しい12字の制限をかけるというのはある意味趣の極みなのかも?

グッドルーザー

負けても潔い態度や言動の人を「グッドルーザー」と賞賛の意味を込めて言うことがあります。 しかし個人的には現代のスポーツ選手は大きな大会で負けると割に合わないレベルのバッシングがネット上でされてしまうので、負けてしまったときに「悔しさを押し殺…

グッドバイ

God be with ye(神が汝とともにあるように)の略からきた言葉。 グッドモーニングやグッドアフターヌーンなどどは全く別の成り立ちの言葉だったのは意外です。しかしグッドバイのバイだけだとbe with ye(あなたと一緒に)の部分なので、お別れできない笑

倶知安

北海道の地名。 読みは「くっちゃん」なので、ゆるキャラをつくるなら名前はそのままひらがなにするだけでいけますね。漢字をひらがなにしたところが「ゆるい」っていう。しかし本当にゆるさを勝負するべきところは名前ではなく絵的なデザインであることは言…

屈地性

植物が重力に対してどの方向に屈曲するか、という性質。根は重力の作用方向に、茎はその逆に屈曲する。 何となく根は水を求め茎は光を求めて伸びると思っていましたが、当然重力も作用しているということは当たり前すぎて意識することもなかったです。 植物…

朽木

滋賀県の地名で、木材の産地。 産地なのに木が腐っているの?いや腐る程木があるってことか。

沓冠

短歌の各句の頭の字と末の字をつなげて読むと意味のある10文字の言葉が出てくるというもの。 五七五七七に合わせないといけない上、短歌としての芸術性も損なわないようにしないといけないので、狙ってつくるのは相当難易度が高いと思います。むしろ沢山短歌…

具注暦

朝廷が頒布した暦。具注暦に日記を書く習慣がうまれたため、平安時代には余白が拡大された。 現代の文具ファンからみれば今更すぎる工夫かもしれませんが、紙が貴重な時代に使うかわからない余白を入れるあたり贅沢ですね・・・

口不調法

「法」ってついているので何かの「やり方」のことかと思ったら、「口下手」という意味だった。 口下手な人が「口不調法ですみません・・・」みたいなことを言うと、より相手が混乱するかもしれないので、せめて口下手であること自体は分かりやすくそのまま「…

口番

楽屋の出入り口の番。主な仕事は履き物の整理という一見楽そうな仕事ですが、人気のある役者の楽屋だとヤバい奴が入ろうとするかもしれないので素早くSECOMを呼べるかが腕の見せ所ですね! え?口番が自分で止めないといけないの?警備員じゃ無いんだけど・…

嘴が黄色い

ひな鳥のクチバシが黄色いことから、経験が浅いことをあざける言葉。 しかし鳥ならいずれ羽ばたくので将来への期待も少しは入っているかも?

クチバシ

鳥類だけでなくウミガメなどにもクチバシがある。 最近のポケモンはゲーム性重視なのか、モチーフの生物ができないような技を覚えられてしまうことが多いと感じていましたが、亀もクチバシがあるので「つつく」ことができるように、よく調べてみれば現実に忠…

口三味線

3つの弦をどの組み合わせで鳴らすかを「チントンシャン」などと口で表現したもので、ヒューマンビートボックスのようにリアルに音が再現できているかはそこまで求められていないのが本来らしい。 「ドレミの歌」の「ドミミミソソレファファラシシ~」の部分…

口先介入

為替などで口先介入する政府高官本人が自分で事前に取引した場合もインサイダー取引になるのでしょうか?むしろ口先介入した本人が自分で取引しているところを見せた方が市場参加者の信頼になって介入効果が高まる面もあるかもしれませんが、さすがに不公平…

口コミ

マスコミをもじった言葉。マウス(口)コミと口が枡(マス)形で2重でかかっていてうまい言葉ですね。やっぱりコミュニケーションは重ねることが大事ですね!

口呼吸

鼻呼吸は口呼吸に対して異物をろ過する機能があるなど優れており、一般に鼻呼吸の方が推奨される。 少し前に「君たちはどう生きるか」という本が話題になりましたが、「生き方」に対する答えはすでに出てましたね。「口呼吸ではなく鼻呼吸で生きるべし!」

朽木倒し

水泳で、ジャンプせずに倒れるような飛び込み方。 ジャンプしない分、勢いがつかずに不利だと思うのですがメリットがあるのでしょうか?水が勢いよく当たらずにお肌にやさしいとか?

口から高野

失言したことによって出家して高野山の坊主にさせられるという、不用意な発言を戒める言葉。 高野山に失礼なこの言葉自体が失言な気もするけど・・・

甘口や辛口の「口」は「お口に合う」的な意味ではなく、「同じ種類に分類したもののうちのひとつ」という意味らしい。 「辛口コメント」も口から発せられるとは限らず文字入力の場合もありますからね・・・

下る

時代が過去から現代に向かう場合に「下る」という。多分川の流れのように上から下にいくのが自然の流れというところからの表現だと思います。 ただ上から下に落ちるのは巨視的に見たニュートン力学での話であって、微視的な量子力学では話が違ってきます。そ…

下り杯

江戸時代に上方で作られた地方向けの安物の杯。 杯は割れやすく長距離輸送に向かないし、当時の杯製造がそこまでスケールメリットを活かせるとも思えないし、安物に輸送コストをかけても元が取りにくいと思うので、なんでこれがビジネスとして成立しているの…

下り

都から地方に行くことを「下り」というが、京の中でも北に内裏があったため京都の中で北から南に行くことも「下り」という。 内裏は大体1階建だと思いますが、内裏自体が階層があったら色んな意味で上ったり下ったりでややこしかったですね・・・

百済河成

日本で名前が残っている最初の画家。しかし作品は残っていない。 絵画作品を残したくても保存技術が無く残せない時代を経て、現代ではNFTアートでわざと複製できないようにするようになるという、技術の進歩がもたらす価値観の変化は凄まじいと改めて思った。…

百済琴

アッシリアの楽器だが百済を経由して日本に入ってきたためこの名前。 当時の日本人も「百済に行ったときに現地の人と話したら『百済琴』が伝わらなかったよ。琴の意味が『異』なってたよ〜」とかあったのでしょうか?