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最近は変化が激しいから意識的に古い知識も捨てていかないとね、という流れで「アンラーニング」という言葉が辞書にも載るようになりました。 しかし辞書にとってアンラーニングほど都合が悪い言葉はあまり無いのではないでしょうか? 辞書に収録される言葉…
…じゃなくて、人馬一体という意味らしいです。 人と馬との境目が無い、って言いたいのに逆に境目(鞍)しか無いという不思議。 一瞬名言っぽく聞こえて、「上手いこと言うなあ、馬だけに」と思ってしまいましたが前言撤回。 「馬だけに」なんてレベルで楽しん…
辞書を読んでいき、「あわや」という項目まで来た。 そろそろ「あ」が終わり「い」に入りそう。 はじめての大きな節目を控えて高揚感を覚えます。 もちろん辞書全体ではまだまだですが、「あわや」というところまで来た今の感情を残しておきます。 最初に辞…
渋柿を甘柿と偽って売ろうとする →じゃあお前食べてみろよ、と言われる →渋そうな顔をして食べる →殴られる という現代でも色あせない面白いあらすじ。 これで、 辞書を読む →世界遺産とかビジュアル一切なしの文字表現だけで読む羽目になる →飽きてくる →「…
マーチ(行進曲)ってもっと楽しいイメージがあったのですが、次々とアレルギー性の病気になるアレルギーマーチというマーチがあり、ちっとも楽しくない言葉になっています。 私もアトピーで序曲がスタートしてますので、次のアレルギーに連鎖しないように気を…
アルゴ座という星座があったのですが、デカすぎるという理由で分割されたそうです。 その分割を考える過程、面白そう! 1つの大きな絵に隠された小さな絵を複数探す、面白そうなパズルみたいなものだと思います。レイトン教授シリーズ的な。 ただ自然相手な…
生きているのに慣れていいかげんに過ごす事を存の遊びといいますが、人生短すぎてやりたいことが全然出来ないと思っている私にとって、生きる事に慣れるとか意味不明。 その貴重な時間でやりたい事が「辞書を読んでブログを書く」というのが他者からは理解さ…
蟻塚虫の中には蟻塚に入り込んで蟻と共生する種もいるとか。 いきなり他人の家に入り込んで、共生出来ちゃうなんてコミュ力高すぎ。 まあ自分の部屋に入ってくる虫も目に入らなければ私も何もしないので、ある意味共生してる虫がすぐそこにいるかもしれませ…
アリーナのことをアレナとも言う。 なので、 A「アリーナって何?」 B「アレナ」 A「アレってどれだよ」 と言う面白い(個人の感想です)会話ができます。 でもこれ以上特に話は広がりませんから!残念!←波田陽区のアレナ
既存の言葉に 蟻が鯛なら芋虫ゃ鯨 蟻が十なら芋虫ゃ二十 の2つがある。 それぞれ「ありがとう」「ありがたい」をかけた洒落で、あまりこういうのはシリーズ化しないのですが、蟻と芋虫の対比は2つもあります。 よほど優れたコンテンツだったのでしょう。 …
本来ア・ラ・モードは「流行の」という意味だったのに、いつしか洋菓子にも使われるようになり、それが定番化してしまった。言葉の矛盾。 あんなに美味しいア・ラ・モードが一過性の流行で終わると見た命名者の味覚センスがおかしい。お菓子だけに。 一発屋…
「改まる」は基本的には良い方向に変わる時に使うと思っていましたが、病状が急に重くなる時にも使うそうです。 病状が重くなるのは明らかに悪い方向ですね。 これで私の「改まる」の使い方の認識が改まりました。 正しい知識がついて良い方向に改まりました…
冬過ぎて春の来れば年月は新たなれども人は古り行く 万葉集から。大辞泉の引用センス流石っす。 と思ったけど万葉集の引用多すぎて、引用集めたら全首コンプリートしてるかも。 時間があったら確認してみたい。 いや、そんなことしてたら年月が新たになって…
鴻海精密工業がシャープを買った時、全く無関係の立場ながらでかい買い物をするなぁ、と思った。 しかし1867年にアメリカがロシアからアラスカを買った時に比べれば全然だった。 アラスカデカすぎ。 買収当時は「巨大冷蔵庫を買った」と政治家が非難されてい…
ケーキのトッピングなどで使う銀色の粒、アラザン。 子供の頃は何も思わなかったけど、大人になると変に経験が付き、明らかに人工の銀色の物を食べる事に違和感を感じるようになった。 でももし食べたいものにアラザンが付いていたら、アラザンだけ避けるの…
誰でも30歳前後になったらアラサーを名乗れるのかと思っていた。 しかしアラサーは「団塊」や「ゆとり」のように、世代を表す言葉らしいので、決まった期間に生まれた人だけをアラサーと呼ぶそうです。 当然アラサーはいずれ30歳前後では無くなるので、世代…
①誰かが声を荒らげる ②別の誰かが「声を荒げるなよ」と言う ③満を持して俺氏『「荒げる」じゃねーよ!「荒らげる」だよ!』と声を荒らげる いつかこれが出来るシチュエーションが来る日を待ちながら今日も生きてます。 しかし「声を荒げるは誤用で、正しくは…
大辞泉という辞書には「失敗」だとか、「過失」だとか載っています。 しかしそのすぐ後に過ちを使った「論語」からのことわざが載っています。 「過ちて改めざる是を過ちという」 本当の過ちとは過ちと知っていながら改めない事らしいです。 でも同じ辞書の…
冬に寒くて出来る遊びが限られている場合はあやとりをする事もありますが、冬が過ぎて出来る遊びが増えると相対的にあやとりをする価値が下がってしなくなる。 あやとりが冬の季語ってことはそういう事でしょう。 別に好きな人は年中やってもいいのにね。 結…
発音などがハッキリしていることを文切れと言いますが、日本人が日本で生活している分には日本語の発音について着目されることはあまりありませんので、なかなか使う機会がありません。 むしろ英語の方が発音が問題になるので、英語で会話中に相手の発音に感…
床屋の回転するトリコロール。 大辞泉曰く、飴ん棒といえば棒状の飴か床屋のアレらしいですが、私は初めて聞きました。 本当にみんな飴ん棒って呼んでるのか、グーグル先生に確認しましたが、イマイチピンと来る回答が得られず、ごく一部の仲間内で使われる…
30歳になって初めて知りました。 星条旗の星の数が州の数だから、他にあるなんて発想がなかった。 一方で、アメリカに行った事も無く、特に調べた事もなかったですが、州名の一覧を見てほとんど聞いた事あるのにも驚きました。 有名どころはともかく、いつど…
アメフトのルールを全く知らず、とりあえずアメリカ版のフットボールだから基本はフットボールなのかな、と思っていました。 イギリス英語もアメリカ英語も結局英語、みたいな。 でもアメフトのことをアメラグ(アメリカンラグビー)ともいうことを知り、混乱…
飴を売る横丁、もしくはアメリカの横流し品を扱っていたからアメ横。 アメでも横でもダブルミーニング。 足し合わせて、 アメリカの横流し品の飴を売る横丁、だったかもしれません。 洒落た名前ですね。
仮名を重複させないという点で、いろは歌の元祖的なあめつちの詞。 でも基本的に名詞を並べただけで、いろは歌ほど仮名重複縛りの難易度は高くなく、その意味で「作者すげー」って感じではないんですけど、ただ読むとなぜか情景が浮かんで、優れた詩を読んだ…
アメリカにちょっと行ってきただけの人をからかって、アメリカに小便して来ただけの意味でアメしょんと言い、昭和初期の流行語らしいです。 実際に日本で尿意を催してアメリカまで我慢するのは不可能だと思いますが、自由に海外旅行できない昭和初期にアメリ…
露でカビが生えて健康害するという、雨とは別のリスクがあるというのが現在の科学で解っていることです、この言葉をつくった先人さん。 その意味で、どんな時も未知は恐ろしい。 あと、サイクリングクラブ出身なので、現役の時は雨も恐れなかったですが、社…
アムステルダムのディフェンスラインでは、有事の際に水門を開いて堤防の外側を深さ1メートル、幅最大10kmほど浸水させて敵を防ぐ仕組みがあります。 …これ財政的な意味での有事の際は巨大プールとして観光客を集めて収入源にすることもできるんじゃない? …
Treaty of Amsterdam amending the Treaty on European Union, the Treaties establishing the European Communities and certain related Acts 辞書の大辞泉でアムステルダム条約の項目を引くと、補説として正式名称が載っています。 正式名称って辞書とし…
近世、遊郭に入るのを見られたくない人のために、茶屋で顔を隠すための編笠を貸す商売があったそうな。 当時から個人の特定を防ぐという情報産業的な需要と供給がなされていたことが、思った以上に進んだ社会だったんだな、と思いました。 しかし編笠茶屋に…