あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

アンラーニングと辞書

最近は変化が激しいから意識的に古い知識も捨てていかないとね、という流れで「アンラーニング」という言葉が辞書にも載るようになりました。

 


しかし辞書にとってアンラーニングほど都合が悪い言葉はあまり無いのではないでしょうか?

辞書に収録される言葉は増える一方で、「誰が使うの?」という言葉がたくさん載っています。

もちろん「アンラーニング」という言葉を収録したからといってその辞書がアンラーニングする必要はないのですが、時代の変化に対応するために収録語を増やしているのに、結果的にそれがアンラーニング出来てないという意味で時代の流れに反してしまうのは皮肉です。

 


まあ自分は趣味で辞書を読んでいるので、アンラーニングの流れに思いっきり反していますが、時代の流れに敢えて反する逆張りもまた一つの在り方だと思っています。

 


あと辞書を読んでも興味ないところは読んだ先から忘れていくので、ある意味ではアンラーニングの極みを行っているという説もあります。