2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
後醍醐天皇のときの年号。 同じ読み(げんこう)の年号「元亨」もあり、こちらも後醍醐天皇のとき。 元寇が2回目来た時も「歴史は繰り返される」と思いましたが、 『「げんこう」が2回くる』ということまで「歴史は繰り返される」とは思いませんでした・・・
「バランス」という意味ですが、大辞泉の用例で森鴎外の「ヰタセクスアリス」から 「からだの権衡が整っていて」というのがあり、 健康と権衡をかけているのか?と思いましたが、どうなのでしょう。 森鴎外は医者で健康のプロでもありますが、作家と医者の二…
状況に対していう場合は「言葉に絶する」で、自分の感情に対していう場合は「言葉にできない」と、使い分けることが多いと思います。 いずれにしても言葉での表現を諦めている割には、状況か感情かといった違いまでしっかり表現できているっていう・・・
刑罰で「酌量減軽」などという場合は、「減刑」を使いそうですが、 減刑は「すでに服している刑を軽くする(恩赦)」という極めて特殊なケースのときにのみ使う言葉で、 裁判のニュースに出てくる「げんけい」は大抵「減軽」。 なので「減軽」を「減刑」と間違…
「固定価格・現金払い」という今では当たり前のことを江戸時代に三井越後屋が始めて大成功した。 それまでは「価格は交渉、支払いは期末に一括」でしたが、 現代でも「フリマアプリで価格交渉、クレジットカードで期日に引き落とし」と、 時代の流れの振り戻…
「その場で受け渡しができる」ということをもって「現金」とするのなら、 スマホ送金が普及した現在では電子マネーも相当現金に近付いているように思います。 むしろ「その『場』」でさえ無くても良いという意味では超えていますね。 ただシステムメンテナン…
なんとなく「募金」といえば善意で「献金」といえば下心あり、というイメージがありますが、 献金という言葉が必ずしも下心がある時に使う言葉ではない。 政治献金が政治に対する不信につながっていますが、「献金」という言葉までセットで印象を悪くしてし…
官庁は現業官庁と政策官庁に分けられる。 官庁といえば霞ヶ関のイメージが強いですが、海上保安庁など現場で仕事をする官庁職員もたくさんいるということですね。 国家公務員の仕事内容が政治家寄りか民間寄りか?の分け方という解釈が近いのかもしれません。…
酸素があると生きていけない細菌。 人間にとっては酸素は必須まなので、逆に酸素で死ぬということが理解しにくいですが、 いろいろな生命がいるものですね。 それでも「宇宙人はいるか?」という議論で出てくる「生命が存在できる条件」がわかっているという…
凧揚げで凧糸同士を絡ませて、切られた方が負け、という遊び。 凧糸にガラス粉を塗ったりもする。 しかし切られた方の凧は制御不能になり、誰かに当たってケガをするかもしれないので、 そこからが本当の「喧嘩」のはじまりかもしれない・・・
大学時代サイクリングクラブで、山奥に数軒だけ家が建っているところを通ったときに、 「買い物も大変そうで、どうやって生活しているのだろう」と思ったのを今も覚えています。 もちろん学校の授業とかで過疎の問題点として習ってはいましたが、 街から自転…
65歳以上が人口の50%を超えて財政維持が困難になった自治体。 自治体同士の合併で効率化することで限界を乗り越えた自治体も多いと思いますが、 これも地方に残るご近所さん同士の「助け合い」の成果?
消費量を増やしていくにつれて、1単位増えるごとに得られる満足度は低下する、という法則。 ケーキやビールなどでは分かりやすくその通りだと思いますが、 「1000回遊べるRPG」のキャッチコピーをもつゲームソフト「不思議のダンジョン」なら、 刺さる人にと…
長野と熊本の県花はともにリンドウで、気候は全然違うはずなのに同じ花を象徴としているのは興味深い。 かといって新潟と富山はともにチューリップが県花で、気候は似ているのでどちらもチューリップの栽培には適しているのでしょうが、 県のシンボルである…
「満足」と「不満足」という相反する二つの意味があるため、 気持ちとは真逆に取られる恐れがあり使いようがない言葉に思いますが、 「満たされているようで満たされない」複雑な気持ちを表すにはいいのかも? なお打ち消しの語を伴わない場合は不満足、伴う…
「犬猿の仲」という言葉がありますが、本当に犬と猿って仲が悪いのか?っていうとあまり検証されていない気がする。 個人的には「異種な相手というだけで仲良くできない人たちを犬や猿に例えて見下している」という方がしっくりくる・・・
リーダーのことを「牽引車」と例えることがありますが、 普通に「牽引者」でいいような気がする。 まあ「日本経済の牽引車はトヨタ自動車だ」っていうのなら「牽引車」でもいい・・・いや「牽引社」か。
昔は本の末尾に著者が1冊ずつ印を押して、発行の承認や部数の検査をしていた。 手間がかかりすぎているので現代では検印省略が普通ですが、 電子書籍にNFTアート技術を応用すれば、手間無く検印の趣旨していることができるのでは? 一方で著者が自ら本にサイ…
元寇の元はモンゴル帝国全体を指す言葉だと勘違いしていましたが、 チンギスカンの子息たちに分割されたうちの一部分で、中国の王朝を指す。 モンゴル帝国が元になってはいるけどモンゴル帝国が元ではないってことですね・・・
中国の通貨で、普通に読んだら「ゲン」ですが、正確な発音はyuan。 頭文字がYなので記号は日本と同じ¥。 日本円も普通に読んだら「エン」なのになぜか「yen」で、 お互いそのままなら頭文字がGとEで記号も被らずに済んだのに、 なんでわざわざかぶるように変…
難読で「両拳」と書いて「じゃんけん」と読む。 しかし実際のじゃんけんでは片手しか出さないし、拳はグーのときだけなので、 意味を表しておらず、もちろん難読漢字なので音も表していない。 どうせなら「両拳」と書いて「ボクシング」と読みたいところでし…
難読漢字で「剣橋」と書いて「ケンブリッジ」と読む。 「橋」については漢字の問題ではなく、もはや英語の問題になってしまっていますが、 「難読」というのなら「bridge」のアクセントや発音も正確かどうか判定して高難易度を維持すべき。
故事から、清酒が聖に対して濁酒が賢とよばれる。 子供の清らかな心が大人になって濁ってはいくけど賢くもなる人生にも例えられそうです。 いや子供を酒に例えるというのもアレですが・・・
剣を学んでも一人しか相手にできないから学ぶ価値はなく、万人を相手にする兵法こそ学ぶべき、という言葉。 剣道のことをボロクソに言っていますが、体育の授業で剣道が選択制とはいえ残っているのは学ぶ価値があるということでしょうね。 私は体育だけのた…
天体のひとつで、当初は惑星と思われていたが、小惑星に分類されてその第一号になった。 冥王星が惑星から準惑星になったとき、「今まで太陽系ファミリーだったのに外されてかわいそう」という同情に対して、 『「準惑星の代表」という唯一無二のポジション…
ドイツにある大聖堂で、1248年に起工し1880年に完成した。 サグラダファミリアが起工から100年以上も建設中ということに「どんだけ時間かけてるの」と思っていたら、 ケルン大聖堂は起工から完成まで600年以上かかっており、上には上がいた。 しかし増改築を…
ゲルマン民族といえば4世紀ごろからの大移動でヨーロッパ全域を席巻したのが有名ですが、 「侵略で領土を拡大しては崩壊」を繰り返した歴史の中で「侵略」ではなく「移動」というのは「いい動き」だったように思います・・・
絶対温度ケルビンの由来になった物理学者の本名はウィリアム・トムソンで、ケルビンは爵位。 科学者なら自分の名前を残したいという人もいると思いますが、 爵位まで叙せられたために本名を残せるところを爵位の方で名前を残してしまった?
ピカソの無差別爆撃を主題とした絵画。 反戦のシンボルとしても知られますが、シンボルにしてはピカソの芸術表現が難解すぎる気がする・・・
元はエルメスのバッグだったが、モナコ公妃グレースケリーが使って知名度が上がったことで「ケリーバッグ」と称した。 「エルメスのバッグ」っていうだけで強いブランドだと思いますが、モナコ公妃のネームバリューまで取り入れるとはすごいブランドの掛け算…