け
参議院の前身の貴族院の、さらに前身の元老院の議員。 議員ではなく「議官」というのも、政治家ではなく公務員、という表れでしょうか? 実際に選挙で選ばれるどころか、高官経験者が次のポストを得るまでに待機ポストとしての色合いが強かったらしく、お役…
明治から昭和初期にかけて、憲法規定外の存在ながら首相指名などに力のあった老臣。 伊藤博文や黒田清隆など、首相経験者が主になった。 現在でも自民党には「キングメーカー」と呼ばれる、法的根拠はないのに総裁(首相)を決めるのに大きな力を持つ人たちが…
犯罪の行為が別の罪名にも触れて複数の罪に当たるもの。 刑を科す際は一番重いひとつの罪として扱う。 例えば住所侵入して窃盗する場合など。 「前科⚪︎犯」のカウントも同様に罪名が複数でもひとつにまとめている可能性が高いと思うので、少ない罪数に見せて…
権力を乱用した犯罪のことですが、罪になるならそもそもそこまでの権力が無くて、 権力の範囲を勘違いしただけでは?
食品の加工地が原料の原産地だと誤認させないように表示することが義務付けられている。 しかし一般に加工地で洗浄・殺菌などを行うため、安心安全という観点からは原料の原産地より加工地の方が重要な気がする・・・
芝居などを見るときに支払う料金だけではなく、 手相などを「見てもらう」ときに支払うのも見料。 手相などは見てもらうだけではなくて、「見た結果の説明」を受けるまでが料金にはいっていますが、 純粋な「見てもらう料」なら広告宣伝費の方が見料っぽい?
ステゴサウルスを含む恐竜の一群。 前足が後ろ足より短いので独特の四足歩行をするといことを初めて知りました。 子供の頃恐竜の絵とかは見る機会が多かったと思いますが、足の長さが違うことさえ認識できていなかったです。 やはり特徴的な二列の剣盤に目を…
鎌倉時代の年号。 年号という時点で暦なのはわかっているのにわざわざ「暦」入れるというのはどういう意図でしょう? そこは略して代わりにポジティブな字を入れたらいいのにね。 読みだけは「建暦(けんりゃく)」と「りゃく」になっていますが・・・
ほとんどの県立大学は「⚪︎⚪︎県立大学」ですが県立広島大学は頭に「県立」がつく。 「最初の県立大学」というと歴史ある県立大学のようですが、名前の最初に「県立」がつく大学・・・
「県が設立した」から「県立」だとなんとなく思っていましたが、 最近は私立大学から県立大学に移行して、設立自体は「私」の県立大学もある。 ある意味「公私混同」ですね・・・
イギリスで名誉革命直後に英国議会が起草し、ウィリアム3世とメアリー2世が共同即位の条件として提出した文書。 王権より議会権が優位であることや、国民の権利や自由を宣言した。 国民側が権利を宣言するのではなく、王側が自分に不利な宣言をさせられてい…
鶏なら卵としても肉としても利用価値がある品種。 本当の「親子」丼をつくるなら兼用種の鶏ですね! あと牛肉を牛乳に漬けると柔らかくなるという料理のテクニックがあるようですが、 この場合乳肉兼用種なら自分で出した乳につけられることもあるかもしれま…
江戸時代の国学者賀茂真淵(県居)の門下生で、特に優れた男性四人。 賀茂真淵の門下生で一番有名なのは本居宣長だと思いますが、彼は四天王に入っていない。 むしろ本居宣長は師匠の賀茂真淵と共に「国学の四大人」と呼ばれており、師弟というよりは同列扱い。…
江戸時代の国学者賀茂真淵(県居)の門下生の中で、特に優れた女性三人。 また男四人の「県門の四天王」もいて、いわゆる「女性枠」的な分け方が現代とは違うな、と思いましたが、 賀茂真淵の門下生の1/3は女性だったらしく、割合的に三才女も「女性だから特別…
「けん」と「ほろろ」はともに雉の鳴き声。 しかしなぜ「けんもほろろ」で「無愛想に拒絶するさま」を表すのか、というと全然関係がないように思います。 むしろきび団子を渡すだけで鬼退治という危険任務に従事してくれるのだから雉はむしろ「断れないやつ…
建武の新政期の法令などを採録編纂した記録。 しかしお堅い文書ばかりではなく、世相を風刺した七五調の文書「二条河原の落書」も所収されており、専門家の間でも最高傑作とされるらしい。 文学的に価値のある文章が意外なところから見つかるというのも歴史…
室町幕府の基本法「御成敗式目」の追加法の「建武式目」の、さらに追加法の法令集。 なんで同じ追加法なのに建武式目と建武以来追加で名前を変えるのでしょうか? 「漫才の歴史は彼以前、彼以後でわかれる」松本人志さんのように、 「室町幕府の法律は建武式…
鎌倉時代と室町時代の間にある後醍醐天皇の政権の期間は、 日本史の時代区分では「建武の新政」と呼ばれていますが、 「建武」は年号なので、年号を時代区分にするという意味では現代と同じですね。 「の新政」がついているので厳密には政策名が時代区分にな…
遣隋使と遣唐使は学校で習いましたが、遣明使もあった。 明との関係といえば勘合貿易ですが、遣明使と勘合貿易の違いは結構曖昧なようで、 商人が外交官と呉越同舟ってことですかね。 呉と越に加えて商(殷)までも同じ船に乗っていられるのは外交官がいるから…
赤と白の花が混じって咲く。 そしてできる果実は桃色、というのも「絵に描いたような」出来すぎた話。
江戸幕府が元文年間に発行した金貨・銀貨で、「文」の字の刻印があるので「文字(ぶんじ)金銀」ともいう。 「文字(もじ)通り」の意味で、「文字」が流通してたのですね。
昔は文章の言葉と話し言葉は別物だったが、明治時代の言文一致運動によって話し言葉で文章を書くようになった。 しかし文語体か口語体かという意味での言文一致を目指す運動でしたが、 歴史的仮名遣いが現代仮名遣いになって発音的な意味でも「言文一致」に…
ケンブリッジといえばイギリスの大学を思い浮かべますが、 アメリカのマサチューセッツ州にもケンブリッジという都市があり、 こちらもハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などがある、全米を代表する大学都市。 そしてイギリスとアメリカのケンブリッ…
信用取引などと区別するために「現物」と言っているが、 現在では株券電子化されたため本当の意味で現物(紙の株券)を取引しているわけではない。 しかし電子化以前は紙の株券を実際に取引しており古いものは汚くなっていたと思うので、 別の意味でIPO(新規公…
元服したことで髪を結い上げたら、容姿が劣って見える、ということ。 現代では成人式でのスーツや振袖姿を見て「立派になった」と思う親も多いのではないかと想像しますが、 成人式で暴れ逮捕されて囚人服姿になるという「元服劣り」は避けたいところです・…
昔の成人儀礼で、12から16歳くらいで元服する。 明治時代に成人は20歳に遅くなりましたが、最近18歳に引き下げて逆の流れになっている。 成人を早めたい理由は、いつの時代も子供を早く社会参加させて社会を支えて欲しいからだ思いますが、 そもそもの理由は…
水墨画で極端に筆数を少なくすることで、そのものの本質を表現しようとするもの。 足し算が行きついたら引き算、を繰り返してきた歴史だと思いますが、 「足し算の足す前」と「一度足してからの引き算」は同じようで、 全然違う趣に感じられるのが面白いです…
星座のひとつ。 天文学者は望遠鏡ばかり覗いていて顕微鏡のことなんか全く頭にないのかと思ったら、 星座に命名するくらい顕微鏡が身近な存在だったのですね。 科学への好奇心に大きいも小さいもありませんね! まあ望遠鏡座もちゃんとありますが・・・
たまに好きな異性のリコーダーをこっそり舐める話は聞きますが、 鍵盤ハーモニカを舐める話は聞いたことがありません。 ではリコーダーと鍵盤ハーモニカは何が違うのか?ということを考えると、 おそらく鍵盤ハーモニカを習う年齢ではまだ性的欲求が芽生えて…
記者の主観と客観が混ざったから「雑感」なのでしょうか? しかし記者が取材中に受けた印象などの「現場の声」は記事になって世界中に届けられるけども、 記者の労働環境的な意味での「現場の声」は報道各社の管理部門にまず届いているのでしょうか・・・