あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ガリ勉

当て字は「我利勉」勉強のモチベーションは人それぞれでしょう⋯

カリフォルニアロール

アメリカ人は海苔が苦手で寿司の海苔を剥がされるから、海苔をなくす⋯のではなく、内側に入れて剥がされないようにしたという。海苔業者は考案者に感謝だね。

カリフォルニア

果実の大産地で、大都市が多く、工業も盛んで、自然保護区も多い。 どこの地域でも欲しがる特色がだいたい揃っていてすごい。 いろんな特色が加わった州、それが加州。

ガリバー旅行記

なんとなく児童文学だと思っていたら、偉大な風刺小説だった。 まずタイトルが旅行記なのに旅行記じゃないし、ジャンルがわかりにくい、図書館司書や書店員泣かせの本ですね。

ガリバー

圧倒的巨大企業の例え。 今は「ガリバー」という言葉さえ「GAFA」に飲み込まれてしまった⋯

雁の使い

雁に手紙をくくり放った中国の故事から、手紙のこと。 鳥に運ばせるなら「伝書鳩」というくらい鳩が定番ですが、帰巣本能の強い鳥を試行錯誤して探していた名残でしょうか? 今はメールの電子化や信書法があり、鳥に手紙を運ばせるのは全くビジネスにならず…

仮調印

外交交渉で合意の印は代表者の頭文字だけ署名する。双方で合意はしたけど、あとで自分の上司の許可を取らないといけなくて、フルネームで署名すると有効になってしまうから頭文字だけ、ということなのでしょうか? 実務屋は頭文字しか名前を残せないのですね⋯

仮宅

江戸時代吉原の遊郭で火事が起きた際、再建までの間に別の場所での営業を許可された遊郭。 江戸時代は火事が多い一方で、建設スピードも驚異的に早かったそうですが、そのわずかな間さえ遊郭の営業を絶やさせないという江戸幕府の心意気を感じました。 江戸…

仮出場

刑期に条件無しで保護観察にも付されない仮釈放。就活のプレエントリーをイメージしたら全然違ってた⋯

刈込湖

栃木の湖で、切込湖とつながってひょうたんの形をしている。陸じゃなくて湖で刈り込むって不思議。昔はマングローブでもあったのでしょうか? そんな名前の由来なんかには切り込まない方がいいでしょうか?

雁首

雁の首、又はそれに似た形のもの。特に男性器の先端。大辞泉の用例に、「雁首に数珠を懸けさせ」というのがあり、本物の雁の首か男性器の先端かどっちや?と思いましたが、引用元が「好色一代男」で、「ああ、後者か」と思いました。

雁金菱

2羽の雁が飛ぶ姿でつくった菱形の紋所。実際には2羽の羽の向きが違うので、菱形を維持して飛ぶことはできないと思いますが、紋所はフィクションの世界ですからね⋯

雁金五人男

江戸時代のならず者5人組。歌舞伎などの題材になった。本当は7人組だったらしく、5人は誤認⋯

カリ活用

カリ活用するのは「多かり」ひとつだけ。「ひとつ」なのに「多い」禅問答か。

カリカチュア

面白おかしく風刺した絵や芝居、文章。 「カリカ」というお笑いコンビがいて、由来は向田邦子の飼い猫の名前らしいですが、「面白おかしく」という意味からもお笑い芸人の名前としてピッタリな命名だったと思います。

猟犬

桃太郎で犬も鬼退治するけど、キジまで狩ってしまわないのは桃太郎のマネジメント力によるものなんだなと改めて思った。

カリアティード

ギリシャ神殿で女性の形をした、梁を支える柱。これが本当の人柱。あ、人じゃなくて女神か。 いや、建材か。

がり

「がりを食う」ということは「叱られる」ということらしい。寿司屋の「がり」は食べ放題の店も多いので、がりを食べても叱られることはあまりないと思いますが、寿司屋の「がり」は食べる時の音が由来で「がり」というくらいうるさい食べ物なので、食べ方の…

狩り

「狩り」の季語は冬。狩りは季節を問わないイメージだったので、なんで冬なのでしょうか?もしかして冬は植物から食料が採れないから狩りで食料を確保してた名残なのかな? 想像を膨らませて推測するのは楽しい。しかしネットに答えが載ってないとモヤモヤす…

カラリゼーション

白黒の写真や動画をカラーにすること。今ではディープランニングで自動で出来てしまうようです。しかしアニメやゲームの制作から工業製品のカラーデザインまでコンピュータがいい感じにしてしまうようになると、コンピュータのデザインは過去の学習の結果な…

唐桃

中国原産の桃の品種。江戸桃とも言う。ある意味産地偽装では?と思いますが、えどもももからももももものうち、ってことらしいです。

唐物

中国など海外からの輸入品。「とうぶつ」とも読む。 「どうぶつの森」の海賊版があるとすれば、「とうぶつの森」で決まりだね!

絡める

普通は「関連付ける」という意味ですが、登山においては「(障害物などを)避ける」という意味で、真逆の意味。 なので「がれ場を絡めたコースを行く」と言うと、がれ場に行くのか行かないのか判断困る。まあ、敢えてがれ場に行きたい人の気持ちはわかりません…

空見出し

辞典で、他の項目を参照するだけで詳しい解説がない見出し。 紙の辞書の場合は検索利便性のため、ウェブの辞書の場合はアクセス数を稼ぐためと、役割を変えながらも空見出しは生き残るのですね。

辛味

辛味の「味」は当字で、本当は「辛み」。当字がドンピシャでうまいこと言えてますね。 これが「うま辛い」ってやつか。

カラハン

旧ソ連の外交官。30歳の若さでで「カラハン宣言」に名前を残す。自分の知る限り「人名+宣言」の最年少記録。内容を問わなければ宣言するだけなら誰でもできますが、32歳の私が最年少記録を破るのは無理。

ガラパゴス携帯

ガラパゴスの意味はスペイン語で亀。確かに耐衝撃や防水、長寿命だったり、おサイフケータイは「ゼニガメ」の連想で、うまいこと言えてるんじゃないでしょうか?最後にはUSA(ウサギ)に勝つのでしょうか?

唐鳥の跡

鳥の足跡から漢字がつくられた、とする説があるようで、「唐鳥の跡」は「漢字」を意味する。鳥の中には喋るのもいますし、さらに漢字まで表示できるとは、鳥が一番人間とコミュニケーションできる生物なのかもしれませんね。もはや鳥人間。

空弔い

遺体が発見されないまま行われる葬儀。今は死んでも発見されないばかりか、さらに弔ってくれる人もいない孤独死が増えており、葬儀屋に(も)同情する。

辛党

左党ともいう。辛党なのにさとう(砂糖)⋯ こんなんで面白がっている私はまだまだ甘い。