あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

片鬢剃

片側の髪を剃る刑罰。 半分残っている分ボウズより軽い罰。いや奇抜な髪型すぎて坊主よりよほど恥ずかしいか。

刀の刃渡り

刀の刃の上を裸足で歩く。 何故怪我しないのか謎。練習しようがない危険なことをしようとするのも謎。 本物の刀なのかも謎ですが、これについては銃刀法で届出されているかでわかるかもしれません。

刀玉

刀でジャグリングすること。 保険屋は曲芸師が相談にきたら、その仕事について深く切り込まなくてはいけないですね。 刀だけに⋯ 突然ですが、こんな曲芸師は嫌だ!(鉄拳風) 保険に入れてもらうために鞘付きの刀でジャグリングする曲芸師

肩裾

帯で隠れる部分にだけ模様をつけない着物。 どうせ見えない部分だからコストダウンという発想、個人的には好きです。 しかし「お代官様おやめください、あ~れ~」と言って回りながら帯を解くやつで肩裾だったら少し恥ずかしい。いやすぐ後にもっと恥ずかしい…

かたじけあり

「かたじけなし」からおふざけでできた言葉で、遊郭で流行っていたらしい。「なし」が「あり」になったので意味も逆かと思いきや、「かたじけあり」の意味は「かたじけない」 そのまんまで逆になってない⋯逆にならないギャグ? しょうもないことを言ってかた…

片栗粉

少し前の自分なら、片栗粉はジャガイモからつくられる、と言われても驚かなかったでしょうね。そもそも「片栗」というものがあることを知らなかったのだから。 でも今は片栗を知っている。だから、「え?片栗粉って片栗からできているんじゃないの?」ってな…

ガソホール

ガソリンとアルコールを混合した燃料で走る車。 ガソホールが自動運転になると、「自動車が」飲酒運転していることになりますね。 さらにキャリアカーがガソホールで自動運転なら、同乗者(同乗車)も同罪ですね。 擬人法で法に引っかかるという。

瓦全

大したこともせずに生きながらえる。 多分そんな人はいなくて、他人に言えないだけで皆何かしら荒波に耐えて生きているのでは?と思ってます。 因みに、「瓦全」の対義語は「玉砕」 どんな言葉にもすぐに反対の言葉を返す芸人さんがいましたが、こういう知識…

カゼルタ宮殿

1200の部屋と34の階段を持つイタリアの宮殿。 広すぎて宮殿内の移動は自転車認めてもらわないと大変。 階段はどうするのかって? 私マウンテンバイクはガチ勢なので、むしろ階段の方が楽しいのだ! 世界遺産の室内で自転車乗り回してみたい、というクレイジ…

かせどり

小正月に若者が鶏の鳴き真似をして家をまわって餅などをもらう行事。 日本版トリックオアトリート、と言う感じでしょうか? 個人的には家の前で鶏の鳴き真似をされた時点でうるさくてすでにいたずらされた気分ですが⋯あと家にお菓子はあるけど餅は持ち合わせ…

風邪薬

酒を熱くして飲むと風邪に効く、と言う人がいたらしく、風邪薬には「酒」という意味もある。 単に酒好きが飲む言い訳にしているだけ、というのが明らかだと思うのですが、風邪は万病の元、酒は百薬の長、と昔から言われているので妙に説得力を持ってしまいま…

瓦石

価値のないものを例えて言う。 しかし瓦は普通に価値があると思う。いや瓦だけもらっても困りますけど、B to Bな商品というだけのこと。 例外は空手家。クレイジーな使い方ですが、瓦を個人で消費している希有な人たちです。

化政文化

文化・文政年間の文化。 文化年間に町人文化が花開いちゃって「文化」がダブルで出てきてややこしいことになった。 やっぱり年号の名前には日常使わない言葉を求めるのは正しいとあらためて思った。

ガスる

ガスが動詞になってしまいました。 一般的な使い方としては、霧が濃い時の「ガスってる」などがありますが、今ではガス小売に参入する時にも使えそうな言葉です。ガス小売は電力小売ほど参入がないので、もっと多くの会社にガスってほしい。 ⋯と社宅時代7年…

粕取り雑誌

「粕取り酒」という粗悪な酒が「3合飲めば酔い潰れる」というところから、3号ほどで廃刊になる(つぶれる)低俗な雑誌のこと。 『「合」と「号」でつぶれる』といえば、 サンダーバードコールで1号ごとに1合飲んでつぶれる、という低俗な宴会の記憶が⋯

カストラート

子供の時の声色を保つために去勢させられた男性歌手。昔は去勢手術も感染リスクなどがあり命がけ。 個人的にはひどい話だと思いますが、現代でも「音楽に命かけてる」って言う人がたまにいるので、そういう人は共感するのでしょうか?

春日山原始林

春日大社の神山で1000年以上伐採などが禁止されていて、原始の自然が残っている。なので守る価値が高く、世界遺産。しかし何故か自然遺産ではなく文化遺産。複合遺産でもない。人の手が加わっていない原始林なんだから文化とは対極で完全に自然遺産だと思う…

下接語のひとつに「数々」がありますが、数の下に数が接しているという見方以外にも数の上に数が接しているとも取れますね。 これが「数学」の奥深さか!(違)

歌人は居ながらにして名所を知る

歌の研究をしているから旅しなくてもよく知っている、ということ。 それをいうと、競技クイズプレイヤーの方が名所知ってる度が歌人の比じゃなくて感心します。 私もグーグルアースで居ながらに知ることができますが、アクセスするのが面倒なので辞書読んで…

柏市

合併のいざこざで2ヶ月だけ東葛市という名前だった時期がある。 当時の住民の無駄手間に同情。あと、名前が一時的とは言え途切れるのって郷土愛のある人にとっては嫌なんだろうな。 それでも「東葛市」の方で愛着持ってしまった人よりはマシ。

可食期間

これ定めるために官能検査する人、普通に毒味ですね。 世の中には思わぬところにも体を張った職業があるのですね。 あらためて社会は支え合って成り立っている。食べるときは命に感謝することを忘れないようにしたい。 いや官能検査の前に細菌数とか調べると…

貸家札

斜めに貼ることが多いらしい。リアルで斜めに貼っているのは見たことがないはずですが、何故か斜めのイメージだけはあります。 消えゆく風景ですが、いまあるとすれば「入居者募集」ののぼりが風でたなびいて斜めに見えるくらい。無理矢理捻り出した。

花車

遊女を指揮する女。別名「やり手ばばあ」これマジで辞書に書いてある。 これでは褒めているのかけなしているのかわからない。ただ花魁たちを回しているから「花車」は、なるほどな名前。

嫁資保険

女性の結婚資金を積み立てる保険。子供の時から積み立てて、結婚適齢期になったら保険金が支払われる保険。古い時代の考えがモロに出ている商品ですが、現在はこれに分類される保険商品は日本にはないようで、保険業界も変わっていっているんだな、と感じま…

菓子パンウニ

こんなに画像検索が楽しみなワードもなかなかない。 そして期待通り菓子パンそっくりなウニの画像が出てきて、命名者のセンスに脱帽する。 ネット社会は辞書の読み方を変えましたね。 あと菓子パン自体は日本独特の文化で、菓子パンウニは日本と台湾あたりに…

花式

花を構成する要素の種類と数を化学式のように表したもの。 花のような多様な種類があるものをシンプルな表現ができるようにルールを整理する考え方はすごく好きで、学問の発達にも大きな貢献があると思う。 世の中にはシンプルにしようとする人がいれば、一…

華氏温度

もし他人との温度差を感じることがあるとしたら、その原因としてまず考えられるのが、 「自分は摂氏温度のつもりなのに相手は華氏温度だった」 というケースでしょう。特に相手がアメリカ人の場合。 次にあるとしたら、相手がケルビンだったケース。これは相…

笠の台が飛ぶ

笠の台=首、なので斬首のこと。 しかし斬首されるときは大抵笠をかぶってない状態でされるはずです。 流石に笠かぶったまま首を斬ったらもうその笠は使えないのでもったいない。「MOTTAINAI」は世界に誇る日本の文化! あ、今の日本の死刑は斬首じゃなくて…

重ね餅

相撲で組み合ってそのまま倒れること。 秀逸な例えツッコミ。土のついた餅は美味しそうではないですが。