あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

緊急保障制度

リーマンショックを受けて資金繰りが悪化した企業が金融機関からお金を借りやすくする時限制度。


しかし2011年3月に制度が終了したすぐ後の5月に「東日本大震災復興緊急保障」がはじまり、この制度は令和4年まで続いていた。
結局世の中には基本的にいつも「緊急の人がいる」ということなんですね。


新型コロナによる非常事態宣言も何度かやるうちに「いつものことやん」ってなってしまったことが重なります・・・

緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム

読みは「きんきゅうじじんそくほうしゃのうえいきょうよそくねっとわーくしすてむ」


フリガナを途中まで読んで、これは「緊急地震速報」で始まる言葉で「漢字は誤字だ!」と思いましたが、誤字なんかではなかった。
本当に「緊急時に迅速に放射能の影響を予測するネットワークシステム」だった。


大辞泉編纂者疑ってごめん。

緊急地震速報

緊急地震速報を受信するためだけの専用端末もある。


最初は「誰が買うんだ?」と思いましたが、テレビはつけていないときは速報があってもわからないし、携帯も電源を入れられない場所もあるので、ニッチですが需要はありそうです。


最近はスマホなど多機能商品全盛期ですが、こういう「引き算」の商品があるというのも消費者の選択肢が増えていいことですね。

緊急権

国家に緊急の危険がある場合、それを回避するために他国の権利や利益を侵しても差し支えないという国際法上の権利。


ただし損害に対する賠償は必要と、どさくさ紛れの乱用が出来ない絶妙なバランス。


非常に良い国際法だと思います。
緊急時の法律だけに「非常に」。
ジョークですよ。常ーく。

緊急警報放送

大規模災害などの際に行われる、対応するテレビやラジオのスイッチが自動でオンになる放送。


しかし受信機の待機中の消費電力が多く、対応受信機がほとんど普及していない。


そして今ならスマホでもできることなので今後の普及も望めなさそう。


それでも多くの放送局では毎月試験放送をして対応受信機の動作確認ができるようになっているらしく、
そのアナログ感がとてもエモい。


いや少し前まではすごい技術だったのかもしれないけど。
それだけ技術の進歩は早い。