あえいずの日記

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扇腹

江戸時代の刑罰で、扇を使った作法の直後に首を斬られるというもので、普通の斬罪と切腹の中間の刑の重さらしいです。
現代人から見ると「斬罪も扇腹も結局首を斬られて一緒じゃん」と思うところですが、こんなところからも過去の日本人がどれだけ礼節を重んじてきたかを感じられます。


その意味では、最新デバイスを購入した際に「開封の儀」を行う人がまれにいますが、儀式をするのは日本人のDNAに刷り込まれているからなのかもしれませんね。
(私は開封の儀はしないタイプの日本人ですが、使い込んだ端末を処分する際は心の中で「ありがとう」って言います)