あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

一葉落ちて天下の秋を知る

些細な前触れで大きな変化を知る事。 現代ではビッグデータがやってくれるけど、言葉自体はかっこいいので死語にならないように定期的に使っていきたいと思います。 予想して当てる側じゃなくて、予想して当てた人を見つけて「一葉落ちて天下の秋を知るだね…

一物の位置

心の中にわだかまりがあるとき、「胸に一物がある」といいます。 しかし一物の意味といえば、「男性の生殖器」であることは日本人なら全員知っていると思います。 胸にこれが有るということは、もちろんそういうプレイのことですよね。 ⋯私がこのブログを書…

一目十行

読書力が高いことを言う。 しかし一目で十行も読めたらとっくの昔に辞書なんか読み終わって⋯ないか。 ボリュームありすぎの上に、速読術と相性悪い。

「一目置く」という先手を打つ行為

囲碁は先手の方が有利なゲームなので格下側が先手を打つ(先に石を置く)、というところから、相手を格上と認めることを「一目置く」と言います。 人間関係においては相手に一目置いて評価するところから入ることが良い関係を築く上で「先手を打つ」事につなが…

市女笠とブラジャー

市女笠は名前の通り元々は女性が使う笠だったのですが、これは便利という事で雨天のときは男性も使ったそうです。 それを思うと男性がブラジャーをするのも自然な流れかもしれませんね。 男性の私はたった今までブラジャーをしようとは全く思っていなかった…

一味神水は急にグロ

結束の証に起請文を書き、全員署名して⋯⋯⋯ 燃やして灰を水に混ぜて回し飲み。 現代人の感覚ではついていけません。 ただ結束の目的が一揆とか死を覚悟したものなので、その時点で常識で考えてはいけない世界かもしれませんね。 とりあえず「一味紙水」もとい…

市松でないが腹で泣け

市松人形の腹に笛が仕掛けてあり、腹から音がなるところから、「市松でないが腹で泣け」ということわざがあります。 その意味は由来から「腹で泣け」=「腹から声を出して泣け」ということだと思いましたが、「心の中で泣け」という事らしいです。 なので「涙…

一部保険は損保だけ!

保険対象の評価額の一部だけ保険金が出る一部保険。 生命保険が一部保険だったら、なんとも言えない悲しさがあります。なんとも言えないのでこれ以上なんとも言えませんが。

一病息災

軽い病気があった方が健康に気を使う分、もとから健康な人より長生きするという意味の一病息災。 個人的には無病息災の方が明らかに良いと思いますが、この言葉を作った人の常識を疑う姿勢、柔軟な発想、それでいて論理的な思考、大変面白いと思います。イグ…

一倍が二倍

一倍しても同じ値だから意味がない!でも意味ないこと普通しないよね?もしかして二倍のことを言っているのか? ⋯という忖度なのか、「一倍」という言葉に「二倍」という意味まで持つようになってしまいました。 こんなややこしいことになるのなら、無意味の…

一年生になったら

一年生植物になったら、年内に枯死する儚さを嘆く。 大辞泉によると一年生植物のことも一年生と言う。 小学生なら「人生これから」って時なのに、植物なら短命。 人間に生まれた我々は勝ち組。

「一度」には「もし」という意味も含まれる

んなアホな、と思いましたが、 「一度やりだしたら止まらない」「もしやりだしたら止まらない」のように、確かに「一度」と「もし」を置き換えることができる場合があります。 なので「一度」使ってみてしっくり来なかったら、「もし」も使ってみるといいで…

一汁一菜→一汁五菜→一汁三菜

辞書の順番。こういう所で五十音順の不便が出ますが、それを込みで日本語が愛おしくなった。辞書中毒。 逆に俺がこの順番に合わせようかってくらい。朝は時間がないから一汁一菜、昼は仕事のエネルギーの一汁五菜、夜は太るから一汁三菜かな。バランス悪! …

いちじくをいちじゅくって言うのは

ただかわいいだけじゃなくて、辞書にも載っているマジの別名。 いちじゅく限定で合法ぶりっ子ができます。

「一言一句」の大辞泉の用例

谷崎潤一郎の小説「秘密」から 「女の語る一言一句が、遠い国のしらべのように」 …美しい文章!そしてこれを引っ張り出せる大辞泉編纂者のセンス!素晴らしい! 大辞泉さんには日頃からKindleに最初からついている辞書で読ませていただいており、Amazonに幾…

苺はバラ科

意外〜 ってか知ってる植物・果物・果実的野菜だいたいバラ科。 さすがに話盛ってる?本当にそうなら知識少なすぎる? 辞書読みだして語彙力に自信ありというていでやっていますので、盛っているということにしておこう。

一億が全国民を意味するとき

かつてと、そしてそう遠くない将来(予測) 人口が一億人くらいの時の日本では「一億」で全国民を意味していたのが、現在は人口が増えたので使われなくなりました。しかし予想では遠くないうちに一億人を切るそうなので、また一億で全国民を意味する日が来る…

一応一応でも良い

本来は「一往」なんだけと。 一往知ったからには使っておこう。 「一応よりも一往の方が一往いいと思う」 これでまた世間とズレた変換を覚える私のiPad。

一円一元説

為替のぶっ飛んだ説…ではない。 二宮尊徳の思想で「全ての元は一つだ!」っていう内容。 味の素のさらに「元」ってあるんですかね?無かったら味の素が全ての元ですかね? ⋯一応化学系学科卒なので、さすがに自分で書いていてアホらしくなった。

一衣帯水の切れ目

一衣と帯水の間で切れると思ったら、衣帯で一語なので、一衣帯と水の間で切れるようです。 なぜか四文字熟語は真ん中で切れることが多いと認識しているようです。多分実際にも多いと思いますが、いろんなパターンがあるということを改めて認識しました。 ち…

一位が端数

優勝者から切り捨てられる。 ⋯辞書を読んでいた時は面白いと思ったが、いざメモしてみると、もうどうにもこれ以上広がらない。そもそも面白くなかったのかも。多分そう。 それでも公開するブログの自由さ。

一を以て万を知る

辞書では「一を聞いて十を知ると同じ」…って千倍違うわ。 そもそも、万を知ったとしても、万の情報をアウトプットしているうちに忘れていきそう⋯「どもまで言ったっけ?」みたいな。

一工面ニ働き

努力より工夫が大事ってやつ。 いろんな人がいろんなことを言っているテーマですが、個人的には一快楽二快楽です(嘘) まあ、こんなしょうもない文章書いても脳内に快楽物質は分泌されないんですけど。

イタリアの「ア」

イタリアを伊太利とも書きますが、「ア」どこいった?と思っていましたが、英語でイタリーだから最初からなかったのですね。 個人的にはイタリアで一番興味があるのはイタ飯です。「リ」まで落ちちゃいました。もちろん「伊」でもイタリアです。略していった…

痛め吟味

江戸時代の4つの拷問の総称。こんなものにまで風流な名前つけやがって。 命名者のセンスはすごいけど、これでやってみたいとは微塵も思わない。日本酒の味比べの方が良い(当たり前)

いたちごっこの本来の意味

互いに手の甲をつねり合う子供の遊び。終了条件が設定されていないので、無限ループ。 バグじゃなくて仕様らしいです。 1000回遊べる自動ダンジョン生成ゲームより長く遊べます。面白いと感じられる限りは。

イタチ オスとメスで大きさ全然違う

1.5倍くらいオスの方がでかい。人間で例えたらかなり違和感のある社会。 あとイタチに関する俗信多い。生でイタチ見た記憶がないけど、昔は身近な生き物だったのかな? ⋯普通に辞書を読んだ感想を書くと、こうも客観的に見てつまらない文章になってしまうの…

いただくものは夏も小袖

もらえるなら夏に不要の小袖までもらうなんて欲深い奴www っていうことわざなんですが、 小袖は冬に役立つので、取っておけば賢い。逆に数ヶ月したら冬になるのが明らかなのに備えないなんて愚かだ。 でもこのことわざも辞書に載るくらいに普及した以上は、…