あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

綺語抄

平安時代の歌学書であると同時に国語辞典の先駆でもある。


このことから日本人が最初に語彙力を求めたきっかけが、歌をつくるために必要だったからということが読み取れ、
歌という芸術が国語学という学問と接点を持ち、互いに進歩していったのは興味深い。


しかしそれもAIが機械学習して歌を詠む現代では、全てコンピュータの中で完結してしまい、人間自体は進歩しているのかがわからなくなってしまいました・・・