あえいずの日記

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鬮罪人

狂言の演目のひとつ。
出し物の役をくじで決めたら鬼役が召使い、罪人役が主人という配役になり、召使いが主人を責めるという内容。


狂言という出し物の中で出し物をする場面を描くという劇中劇(入れ子構造)になっていますね。
ただ個人的には劇中劇の演出効果よりも、世襲で役割が決まっている狂言師たちが「くじで配役を決める」という設定を演じることのほうが演出効果があるように思います・・・