「ご飯は一粒残らず食べなさい」と指導する人の茶碗にも、ごく僅かに潰れてしまった米がこびり着いて残っている。
そのため、米そのものを神様にしてしまったり、一粒にいる人数が少なかった事にしてしまうと、こびり着いた米を指して「そういうあなたも神様残してますよ」とカウンターを喰らう恐れがある。
そこで、僅かに残っているとはいえ一粒につき6/7以上は流石に食べているので、一粒あたり7人とすれば、「残っているのは1人未満なので神様とは呼べない」とカウンターを流すことができる。
もちろん一粒あたりの人数が多すぎても神様のありがたみが薄れるので、先人達が茶碗にこびりついた米の量を分析し、ギリギリのラインを求めた結果が7人という数字。
なので「一粒のお米には神様7人がいる」というのは教育に使えるフレーズであると同時に科学論文の結論とも言える。いずれにしても先人達から受け継いだ知恵には変わらない。感謝する気持ちを持つとホカホカした気持ちになります。ご飯だけに。
上手いこと言えてなくても、今夜はこれでお別れです。
消化不良ですか?お粥じゃなくて残念。