「雁が飛べば石亀も地団駄」という、
「身の程知らずに他人の真似をすんなwww」的な意味のことわざがあります。
そしてこのことわざには類似したものがいくつかあります。例えば
「 腕無しのふりずんばい」や、
「鵜の真似をする烏」などです。
しかし残念ながら、いずれも市民権を得るくらい使われていることわざではありません。
なのでこれらの作者さんは、
「よーし、俺っちも後世に残ることわざを作っちゃうぞ!」と
意気込んで作ってはみたものの定番クラスには至らず、
「やっぱり俺っちがことわざ作りを真似るのは身の程知らずだった⋯」と、皮肉にも自分で作ったことわざがしっくりくるシチュエーションになってしまったのですね。
しかしこのシチュエーションを表現する言葉で一番使われているのは、
「身の程知らずに真似るな」
です。そのまんま。
凝ったことわざを使うのは面倒なのが日本人の正直なところ。