あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

共用促進法

大型の研究施設を、設置した研究機関以外の研究機関も効率的に共用できるようにする法律。
次世代スーパーコンピュータもその対象なので、仮想通貨のマイニングで使いたい人がいっぱいいるでしょうね。
マイニングは1位が総取りするシステムなので2位じゃダメなんです。


そもそもマイニングは研究とは言えないので使わせてもらえないでしょうが・・・

教諭所

江戸時代の成人した庶民向けの教育機関


今も世界には学校に行けない子供たちがいる一方で、日本には江戸時代から一般の大人にも勉強の機会があったというのは驚きです。


しかし江戸時代は身分制度なので、教育を受ける機会は広く開放されていても、学んだことを社会に広く活かす機会がなかったところがなんとも惜しい気がします・・・

京物

慶長年間(1596-1615)以降に京都の刀鍛冶がつくった新刀を京物という。


慶長年間はちょうど江戸幕府が成立して、日本の中心が京都から江戸にはっきり変わったタイミングなので、
江戸を中心に見て京都のものを区別した「京物」という言葉がこのタイミングからできたというのも合点がいく。


しかし本来は幕府の目が届かない遠い京都で武器をつくっているのだから取り締まりたいと思うはずですが、
当時は武器としては鉄砲が主力で刀がいくらつくられても脅威ではなかったのでしょうか?

京枡

そもそも桝のことを日本酒を飲む時に使う器だと思っていたので、
「京枡は豊臣秀吉が公定の桝としてから1966年に法的に廃止されるまで使用された」と知り、
「なんで権力者はそこまで日本酒の器にこだわるの?」
と思いましたが、本来の桝は体積の測定器だった。


そりゃ権力者もこだわるわ。

享保の改革

主な政策のひとつに「綱紀の粛正」があり、綱紀さん粛清されたのかと思いましたが、
粛清ではなく粛正でした。


綱紀粛正は不正を取り締まること。
まあ、不正の内容によっては結局粛清に近い処罰をされた人もいるでしょうが・・・