あえいずの日記

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阿古屋の琴責は教養人VS教養人

平景清を探す畠山重忠が遊女の阿古屋に琴、三味線、胡弓を弾かせて音色の乱れの有無から嘘をついていないか判断するという内容の浄瑠璃

 


琴・三味線・胡弓を弾きこなす阿古屋の教養は評価されるべき。

それ以上に心理学という言葉が全くない時代に嘘発見の発想ができ、琴の良し悪しを聴き分けられる畠山重忠の教養はもっと評価されるべき。

 


とフィクションながらに思ってしまいましたが、この浄瑠璃自体は高く評価されているみたいなので、ストーリーテラーさん妥当な評価をされて良かったね。