30歳なので高校生に感情移入できない、バスケのルールもよくわからないというハンデを物ともせずに面白い。
スラムダンクの名言「安西先生、バスケがしたいです」だけはなぜか以前から聞いたことがあり、その背景などは全く知らなかったのですが、読んで話に引き込まれている途中でこの名言が出てくると、
「なるほどここでこれが出ますか、これはたしかに名言だ!」
と唸ってしまいました。
今の自分なら、もし謝罪会見で泣きながら「バスケがしたいです」って言われたら、
「おう、させたれ、させたれー」って思います。
ただ私はバスケよりラケットボールがしたい。しかし近くにコートが無い。でも泣くほどしたくは無い。代わりにテニスを楽しんでいる。それで結構満足している。
どんな文体だ。