あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

きりきり舞

片足をあげて高速回転するのが本来の「きりきり舞」フィギュアスケートでは全く焦っているように見えない優雅な「きりきり舞」ですけどね。

ぎりぎり

漢字で書くと「限り限り」 「かぎりかぎり」とも読めて面白いけど、本当にぎりぎりのときは漢字で書いている余裕は無い・・・

義理と褌欠かされぬ

褌(ふんどし)はトランクスなどで代用可能なので欠かしても全然OK。義理は欠かしたら孤独死コースに行きそうですが、金があれば有料老人ホーム入居で孤独死回避できるかな? それでも義理はどこかで役に立つかもしれないので欠かさない方がいい気がするけど・…

キリ

ポルトガル語で「十字架」キリストと関係あるのでしょうか? また十字架から「10」の意味があり、「ピンからキリまで」は「1から10まで」ということだったり、10は「キリのいい数字」だったりと、言葉っていろんなところでクロスしているんだなと思った。十…

秋は霧、春は霞と使い分ける。そのため霧は俳句で秋の季語になるけど、霧(霞)の気象現象自体は年中起こるので、季節の感じられない季語ですね・・・

綺羅星

本来は「綺羅、星の如し(綺羅(美しい衣服)が星のようだ)」と綺羅を星に例えた言葉だったが、今では「きらきらした無数の星」の意味になり、逆に星がきらきらしていることを意味するようになった。 じゃあ「きらきら星」は「綺羅、綺羅星の如し」で「美しい衣…

嫌い

「負けず嫌い」は「負けず=負けないこと」が嫌いということになり、「負けることが嫌い」という日常で使われる意味と真逆。 そうなったのは「負け嫌い」と混同したからという説が有力で、負けず嫌いの方々は日本語を間違って使っていたのに、間違いを認めず…

キラーイ温泉

ハンガリーの温泉。 ハンガリーでスキーをした後キラーイ温泉に入るのを繰り返して複雑な恋心を表現するっていうのはどうでしょう?

キョンシー

硬直した死体をモチーフにした中国の妖怪。 死後硬直は死後20〜30時間が硬さ最強らしいですが、その時間を切りとって妖怪にする発想は斬新に感じます。 あと死んでいるのに動くのは「妖怪だから」と納得できるけど、硬直しているのに動くのはなぜか引っかか…

去来抄

向井去来が著した江戸時代の俳諧論書。 著者が亡くなる直前に成立し、それから出版まで70年以上かかった。現在の法律なら「著作権切れ待ちか!?」となりますが、単に70年間発見されなかっただけでしょうか?

許由巣父

帝から位を譲ると言われた許由さんは、「耳が汚れた」といい川で耳を洗った。それを聞いた巣父さんは、「川が汚れた」といい、わざわざ上流まで行って牛に水を飲ませた。 帝いじめられてるの?

魚油

固形石鹸の原料にも使われる。 魚の油ってむしろ落としたい汚れだと思うのですが、逆に石鹸の原料になって汚れを落とすというのも不思議ですね。 あ、魚の油は汚れじゃなくて美味しい飲み物か。 魚油にはいろんな面がありますね。 石鹸になったら界面活性剤…

虚無

「何も無い」という意味のほか、「無限の宇宙」という意味もある。 言葉の「意味の幅の広さ」では一番ですね。有って無いような称号だけど。

清麿

江戸時代の刀工で、注文を受けた刀を病気のためつくられないことを苦にして自刃したらしい。 客には「刀を納品できない」と言いつつ、自分を切るための刀はあるんかいっていう。 あと刀工が自刃するときの刀選びってどんな気持ちだろうね。

巨峰

単に黒紫色の大きいブドウのことを「巨峰」と言っているのかと思っていましたが、巨峰はブドウの品種名であると同時に商標名。 これでは商標を持っている業者以外は「巨峰」という品種のブドウを売る際に品種名を表示できないことにならないか?と思ったらや…

漁夫の利

漁獲物の売上額から必要経費を引いたもの。真っ当な労働の対価です。 ・・・と冗談はさておき、「漁夫の利」は漁夫がずるいというより、そもそも争ってるシギとハマグリの自業自得で、「争う者に勝者無し」ってことだと解釈している。

魚脳提灯

魚の脳を煮て半透明にし、提灯の火の覆いにしたもの。この半透明の素材によって、火の明るさと風からの守りを両立させた。 なかなか提灯と魚の脳を繋げられないと思うので、まさにエジソンの電球発明のようなすごい発明かも。 まあ、魚を煮たら半透明になる…

去年

季語は新年。 去年だけど新年・・・というのはとりあえずおいといて、「去年」という言葉は年中使うからそもそも季節を感じない・・・

魚肉

「思うままに切り刻まれる」ところから、「生死が相手の手中にある」という例えにも使われる。 確かに魚肉ソーセージはどこでも簡単に切れるけど、魚そのままの状態なら捌くのは難しい。うまく捌けなくても結局魚の命はないけど・・・

魚梯

ダムで魚が登ることができるように作った、ゆるい傾斜の水路。 ダムといえば自然破壊の代表みたいなイメージもありますが、これで生態系への影響もマシになっているのでしょうか・・・

玉茎

「 男性の生殖器」の意味ですが、「玉」が頭につくことで言い方が上品(美称)になっている。 わかりやすい例だと、「ちんちん」というところを「おちんちん」ということで上品な言い方になるのと同じ・・・って「おちんちん」って上品な言葉か?

魚拓

今では釣った魚の姿は写真で残せるのと、動物愛護の観点から魚拓する人はかなり減っているんじゃないかと思います。 釣果を残す前に、「釣果を残す手段」として魚拓は今後も残ることができるのでしょうか・・・

巨大波

複数の波が偶然位相が一致して発生する巨大な波。 普通は波が互いに相殺してなかなか起こらないが、船にたまたま当たると大変危険。 個人的には「船より飛行機の方が怖い」という認識でしたが、これを知って認識を改めました。あと海でやるトライアスロンの…

巨帯都市

巨帯都市(メガロポリス)は巨大都市(メトロポリス)とは別物で、いくつかの都市が帯状に連続した都市のこと。 帯って巻いて使うものだから、帯状とはリング状、つまりドーナツ化現象のこと・・・ではない笑

巨大危険

大きな事故が起きた時、保険会社が巨額の保険金を支払う義務を負う危険。 事故そのものの危険ではなく、保険会社視点で「お金足りるかな」っていう危険。 大きな事故のニュースに接した際に、真っ先に保険金が気になるという人は少数派だと思いますが、保険…

キヨソーネ

イタリア人版画家ですが、お雇い外国人で日本の紙幣の原板も作成した。 重要な仕事だけに相当の高給取りだったそうですが、仕事の対価が自分の作品現物支給ってどんな気持ちだったんでしょうね・・・

去勢

家畜では飼育をしやすくしたり、肉質のために行われる。 つまり去勢した肉は飼育コストが下がって安く、しかも肉質が良いのだから、もっと「去勢してます!!」とアピールしたらいいと思うのですが、遺伝子組み換え食品を連想させて敬遠されるのを恐れて隠す…

清須

愛知県の市。江戸時代から「清須」と「清洲」の二つの地名があり、清須市も清洲町が周辺の自治体と合併した際に漢字が変わった。 清洲町以外の周辺の自治体にとっては名前が変わることで「吸収された」感が薄まって良いのかもしれません。次の合併の時は逆に…

拠出

意味は「金品を出し『合う』」。 iDeCo(確定拠出年金)では「掛け金を自分の年金用口座に移すことが拠出」という認識だったので、他の人とお金を出し「合う」というのは言葉として違和感がありましたが、結局投資信託などで運用されるので、「出し合う」で合…

居住移転の自由

月や火星への移住もそう遠くない未来に実現されると思いますが、そのときになってはじめて「(公共の福祉に反しない限り)居住移転の自由が憲法で保障された国で良かった〜」って思うかも。