会津の伝統工芸品の一つに、会津蝋燭という、絵を描いたろうそくがあるのですが、絵が細かくて手間かかっていそうなので、大量消費に慣れた現代人の私から見ても火を点けるのがもったいないと思ってしまいます。
逆に何百年も昔に、どうせ燃やすものにこれだけ手間をかける発想が風流すぎます。
しかし、綺麗な絵のろうそくが燃えている瞬間はどんなに美しくなるだろうか、と見てみたい気持ちはわかります。もし燃やすなら保管用と燃やす用と予備で3個欲しい…と思うのはマニアの発想。
実際に燃やして鑑賞する場合、現代人なので何を鑑賞するにもとりあえずLED照明の下でするのが当たり前ですが、なんとこのろうそくは点火するとそれ自体が光源にもなりますので、照明無しで鑑賞するのが通かと思います(火事に注意)。
しかしどんなに美しくても、ろうそく自体が使う機会がほとんどないのでなかなか光が当たる事がないです。ろうそく自体は光を出しているんですけど…