あえいずの日記

辞書を読んで感想を書きとめる

黄紙

江戸時代に上司への伺い書に添付した黄色い紙。


現在では「黄紙」といえば包丁の炭素鋼の規格のひとつですが、もちろん包丁に紙が使われているわけではなくて、
包丁の製造現場で紙を貼って区別したことが由来。


黄紙」が指す意味の変化からもペーパーレスが進んでいることがわかります。


なお英語で「イエローペーパー」といえば低俗な新聞のこと。
同じ「黄色い紙」でも意味が変わるのは興味深いですね。